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伝兵衛蔵だより#69

木桶蒸留器、新たに。

伝統の造りを受け継ぐ。

2017/10/30

鹿児島県内に113蔵ある蔵元のなかでも、一部の製造所場でしか使用されていない蒸留器、「木桶蒸留器」。現代の蒸留器では真似出来ない、特別な味わいをつくりだすことができるのです。その蒸留器を、伝兵衛蔵では5年ぶりとなるリニューアルを行いました。
DSCF9512.JPG
この蒸留器、胴の直径が約1メートル6センチ、高さが約1メートル45センチあります。


木桶蒸留器とは
 江戸時代から明治初期頃まで、焼酎づくりの主流だった蒸留器です。特徴としては、木の香りが焼酎に移って独特の香りや味わいが出てくる点にあります。ステンレスに比べると熱伝導率は劣りますが、その分ゆっくりと熱が発散されることで、木桶の隙間からガスやアルコールが少しずつ抜けるため、樽の香りがほのかに付き、柔らかくて上品な口当たりに仕上がります。桶職人は、現在全国にたった1人という非常に貴重な伝統ある蒸留器です。
木桶蒸留.jpg 
 伝統を受け継ぎ、ひとつひとつ丁寧に蔵人の手作業によって造られる焼酎。こだわりのある焼酎を、冷え込んできたこの季節に、お湯割りでゆっくりとだいやめの1杯として頂いてみてはいかがでしょうか。体も温まり、明日への活力が生まれること間違いなしです。来年で創業150周年を迎える伝兵衛蔵。木桶蒸留器のリニューアルとともに、蔵のリニューアルも乞うご期待ください。

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