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Kaido Ocean Children 142

「お客さんの笑顔を思い出しながら、ゆっくり飲む海童が明日へのエネルギーになりますね」

中村新吾さん

株式会社カルホルニアハワイプロモーション代表取締役

 

千葉一宮界隈のタクシーなら、海沿いにあるオレンジ色のサーフショップ、と言えば、間違いなくCHPにつけてくれる。それほど知られたサーフショップがCHP(カルホルニアハワイプロモーション)で、母体になる「サーフショップ中村」の創業は1971年のことだ。当時は隣で「スナック中村」も営業していて、まだ数少なかったサーファーたちの憩いの場だった。その老舗の2代目社長が中村新吾さんだ。

創業者の故中村一巳氏は新吾さんの父で、日本のサーフィン創世記からずっとサーフィンに携わってきたサーフレジェンド。今でこそ2世サーファー花盛りではあるが、新吾さんは弟の大輔氏とともに、2世サーファーのパイオニア的存在だった。「小さい時からロングボードに乗せてもらったりはしてましたけど、初めて自分の板でサーフィンしたのは小学校高学年ですかね。当時はサーフィンそのものよりも、お兄ちゃんたちと車で海に行く、っていうのが楽しかったですね」。

父の教えのひとつに、「なりたくてもなれないものをやってくれと言われたら、それはやっておけ」というものがあり、それを守るうちに、中学時代から生徒会長、アメリカ留学、プロモデル、NSAの支部長などなど、多彩な活動をすることになる。そういう多方面での経験が、現在のショップ経営にも生きている。サーフボードがズラリと並んでいるような、プロショップ的なお店はちょっと入りにくいものだが、CHPは創業当時の仲間たちの憩いの場的雰囲気を残し、また新しい仲間もすんなり受け入れる、オープンで温かい雰囲気を守り続けている。

「自分にとってサーフィンは、あらゆる意味で本当にライフワークですね。初めからそこにあって、結局それが生涯の仕事になってるわけですから(笑)」。