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海童オーシャンチルドレンとは?

後夷 義弘さん

後夷 義弘さん

サーファーにとっての海童
サーファーにとってのOcean Children


「ここに登場するのは海で遊ぶことが大好きな連中。そしてそれが唯一の共通項。中には地位のある人、お金持ちの人もいるかもしれない。でもこの大きな海から見れば、どんな人もみな『子ども』。人生の根っこに海があるならば、どんな人も『海の童(わらべ)』になる。海は最高の遊びのフィールドだ。若いうちは特にそう。しかし経験を重ねると、違った意識も芽生えてくる。『海のおかげさん。和みや癒しをくれてありがとう』。そう言って、水平線に沈む夕日を前に、頭を下げたい気持ちになる。

東シナ海に沈む赤い夕日はすべてを受け入れる懐の深さがある。赤いボトル、海童も同じ。特別な人の特別な焼酎ではなく、どんな人にも受け入れられ親しまれる焼酎と思う。ボトルの赤は夕日の赤。夕日が沈んだら焼酎の時間。夕日は『ダイヤメ※』の時間につながっている。『海の童(わらべ)』は赤いボトルが好きだ。

彼らの生き方はいろいろだが、この『海童オーシャンチルドレン』は特別な人の海物語ではない。ありふれた人の、ありふれた日常と思う。ただ、海との日常で、何かに気づく瞬間がある。長い間、海で育ち、遊ばせてもらってきた僕らは、その大切なことを伝えていかねばならんと思う。もしかすると『海童オーシャンチルドレン』は、それを代弁してくれているのかもしれない。」

※ダイヤメ・・・晩酌を指す言葉。鹿児島弁で「疲れ(ダイ)を止める=癒す(ヤメ)」の意




後夷 義弘USHIROEBISU Yoshihiro
サーフショップGankoのオーナー兼シェーパー。東シナ海に面した鹿児島・江口浜にショップとファクトリーを構える。サーフボードビルダーの名シェーパーとしても、その名を全国に知られている。幼少から海で遊び、育った本物の海の童。朴訥とした口調と面倒見の良さで多くのサーファーに慕われている。