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Kaido Ocean Children 131

「海童は、ソーダ割りがいちばんうまい!公私に渡りリラックスさせてくれて、
切り替えのタイミングに最適です。赤いボトルもおしゃれですよね」。

【道を作る仕事人は、金曜の夜、「サーファー」に変身。】

長谷川 弘行 さん

185cmを超す大きな体にすっきりと剃った頭。初対面では強面に見えたその顔がふっとほころぶと、なんとも愛らしい眼で笑う。道路専門の土木設計の会社を営む長谷川弘行さんは、週のうち5日は仕事にどっぷり。けれど、金曜の夜には、「サーファー」に変身する。長谷川さんが携わった仕事のひとつが、新東名高速道路の計画。ほかにも北海道から沖縄まで、全国に渡る。道を作るとはどういうことなのだろう?

「基本的には砂場で遊ぶのと同じで、山、川、橋を作る。道路を作るとき、必ず水が分断されます。用水、排水、小川など、高いところから低いところへ流れる、自然をそのまま単純に考えるところから始まります」。

この業界に就職したのが20歳。同じ年に波乗りを始め、30年以上の月日が流れる。長谷川さんにとって、仕事も波乗りも同じ比重を占める。

「サーフィンは人生すべてにおいての教科書だと思います。自然の中にいると決断力がつきます。判断して行動する。それは仕事にも影響してきます」。

同時に人とのつきあい方、マナーも海で教わった。「出会いもつながりも、サーフィンがあったからこそ」と。仕事に真面目に取り組む一方で、身を以て自然を相手にしてきた。

「道を作り自然を変えていくのは、環境的にはよくないかもしれないですね。さまざまな事情で思い通りにするのは難しいですが、できるだけ提案はしていきたいです」と語る。

「地図に残るものを、子供に『ここを設計したんだよ』と言えるのが嬉しいですね(笑)」と優しいパパの顔にも。そんな彼のバックボーンを築いてきたエッセンスがサーフィンだと思うと、日本の新たな道作りを信頼と共に託せるような気がする。