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Kaido Ocean Children 133

「海童」はソーダ割りが口あたりもよく、美味しくて好きですね。

【九州男児の「本気」を支える、週1度の海での時間】

柿本 陽平 さん

熊本県出身、野球の名門、熊本工業に球児として進学するも、今につながる道しるべとなったのは、この学校の繊維学科で学んだこと。「素材」に対して一方ならぬこだわりがある柿本陽平さんは、柔らかな物腰の中に、静かな強い信念をもつ九州男児だ。アパレルのセレクトショップに9年務め、販売、PRを経験した後に、2012年夏に独立。服に限らず、器や雑貨など、生活周りのプロダクツとそのプロセスに興味をもつ彼は、独自の世界観で選んだ「本気で作られたもの」を一連の流れに携わりつつ世に送り出したいと、現在はそのアウトプットのための準備に多忙な日々を過ごす。

仕事に真面目な傍ら、PR時代に始めたサーフィンは、もと「高校球児」のスポーツ魂を強く刺激した。「これだけは負けない、と思えるのが運動神経だったんです。でもサーフィンは、難しいと言う前に、何もできなかった(笑)」。ショックで始まったサーフィン。はじめ1年は遊び半分だったが、波乗りに本気で取り組む仲間と出会ううちに、どっぷりとはまった。「その頃はサーフィンをするために仕事をしていました。毎週末が楽しくて!」。

それから月日が経ち、柿本さんは今、「初めて、仕事に忙殺されている」という時期にある。「24時間、仕事のことで頭がいっぱいになっていて、夢で取引先がピッチャーになって出てくるんです(笑)」。その分、やりがいも面白さもある、と。ただ、それでも週に1度は波乗りに行く。「ほんと海に助けられている」と正直な声。サーフィンはもはや生活の一部。いつの間にかそうなっていたことが、ちょっとだけ感慨深い様子だった。