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  4. No.134 小野塚 智之 さん

Kaido Ocean Children 134

「海童は、口当たりがよくて、この前も1本ぺろっと飲んじゃいました」。

【フリーサーファーが生み出す、本質のある服。】

小野塚 智之 さん

プロをはじめ、サーファー仲間からは、「オノゲ」の愛称で親しまれ、その実力にも一目置かれる小野塚智之さん。10代のはじめにサーフィンを知り、16歳のころから学校より海で学ぶことを優先し、先輩や仲間に囲まれて生きてきた。

「自分で気持ちよくなる感じのライディングが好きです。サーフボードによって決まってくる部分もあるけれど、乗る本人は自由ですよね」とフリーサーファーらしいシンプルな言葉。

サーフィンに生き、自由な空気から何かを生み出す錬金術を体得した小野塚さん。海の中は自由だからこそ、そこから教わる「本当に大切なこと」からはずれることはできないのかもしれない。ものをつくるという形で、自らを表現し、今は10人の仲間とメンズ服のブランド「テンダーロイン」を発信している。

海外に長い人、音楽をやってきた人、ファッションをやってきた人、さまざまな視野をもつ、しかし同じ「本質」に共鳴する仲間たち。アメリカが豊かで平和だった'40s~'70sからインスパイアされた服を、「メイドインジャパン」にこだわって作ったプロダクツは、ストリートファッションでありつつも、カジュアルに留まらない品がある。

ここ4年で軌道に乗り、本物を求める大人に人気だという。千葉、一宮に住み、東京に通勤する日々の中で、今はものづくりが楽しくてしょうがない。ただ「サーファーって可愛いですよね。波がとにかく気になるんですよ。馬鹿だな~って、よく思います(笑)。でも、あれに代わるものないですからねぇ」。サーフィンの虜になった10代の頃から40歳の今日までそれはまったく変わらない。