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Kaido Ocean Children 149

「海童はソーダ割りで爽やかに楽しむのが好き。サーファーのお客さんたちにも好評です」

 

バール「サウザリー」オーナー

篠田 琢さん

茅ヶ崎の海へと続く商店街に、海好きなおしゃれローカルが集う空間がある。その名は、「サウザリー」。潮風に洗われて色褪せたような外観やナチュラルなインテリアが、自らもサーファーであるオーナー篠田さんのスタイルを物語る。

 サーフィンを始めたことがきっかけで横浜から湘南へ移り住み、職業もIT系会社員からバールのオーナーへと転身。かつてNGO職員として働いていた頃、フェアトレードを担当した経験を活かしてコーヒー豆を輸入し、料理が得意な奥様とともに店をオープンさせたのが8年前。当時を振り返り、「飲食はまったくの未経験でしたが、勢いで始めました」と屈託なく笑う。

 今やサーフィンは生活の一部と化し、仕事前や週1~2回の休日に海へと通う。合間に趣味のカメラも楽しみ、そのセンスの高さからハッセルブラッド社のフォトコンテストで入賞したことも。そんなマルチな才能を持ちながらも、本人は至ってマイペース。店の経営に関しても、「残念ながら、『ガツガツ大成功しようぜ!』ってタイプじゃないんですよね(笑)。ゆっくり成長して、周りの人やスタッフが幸せになってくれたらいいなと思っています」と自然体を貫く。

 仕事の醍醐味を尋ねると、「ここを通じて、見知らぬお客さん同士がつながっていく。その瞬間に立ち会えるのがうれしいんです」と篠田さん。海辺街の小さなバールは、サーファー同士の縁をつなぐコミュニティとしても機能している。