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金山蔵だより#21

お気に入りの酒器を求めて 『日置南洲窯』

「現代の名工」が魅せる、珠玉の薩摩焼の数々

2015/01/08

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こちらは『蛇蝎(だかつ)』という薩摩焼の酒器。独特の模様は乾燥するときに入るヒビなんです。元々は、失敗してしまった器のヒビを隠すために編み出された技法なのですが、そのヒビに芸術性と気品を感じますね。今回はこのすばらしい作品を制作した『日置南洲窯』を訪ね、お話を伺ってきました。


 薩摩の英雄の血と感性を受け継ぐ人物

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『日置南洲窯』は昭和52年12月に西郷隆文さんが開いた窯元です。西郷さんは土本来の色あいを活かした「焼締め」という技法を好むため、作品展や個展に出すときはこの技法を使うことが多いそう。気になる土は、地元の土と種子島の土をブレンドしたもので、釉薬ももちろん独自に調合。でも割合など細かいことは「内緒」です。

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西郷さんは、「現代の名工」にも選ばれた日本を代表する陶芸家の一人。鹿児島県薩摩焼協同組合の理事長として、薩摩焼の継承・普及にも尽力されています。そして、西郷隆盛のひ孫であり、日置島津家の血も受け継いでいる人物でもあるんです。西郷さんは、美術に造詣が深かったと言われる西郷隆盛の感性を受け継いでいるのかもしれませんね。

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こちらはおなじみの「黒千代香(くろぢょか)」。薩摩焼は高温だと左のように艶のある仕上がりに、低温だと右のような緑がかった色合いになるそうです。質感が違うだけでイメージがガラリと変わりますね。お気に入りの黒千代香で飲む焼酎は格別。みなさんも『日置南洲窯』で好みの酒器を探してみてはいかがでしょうか?


Information

日置南洲窯

鹿児島県日置市日吉町日置5679

TEL:099-292-3477

営業時間:9:00~17:00

定休日:日曜日

駐車場:有

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