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傳藏院蔵だより#72

焼酎開発者の魂に火をつけた、偉人の「夢」

~『西郷どんの夢』の商品開発のこだわりに迫る~

2017/12/22

 2018年の足音が聞こえてくる時期になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。年明け1月7日からは、いよいよ薩摩を舞台としたNHK大河ドラマ「西郷どん」の放送が始まりますね。
 今回は、来年の西郷どんブームを祈願して当社が今年9月に発売開始した『西郷どんの夢』についてご紹介したいと思います。芋焼酎の良さを残しつつも、ワイン酵母の使用など特殊な製造レシピを用いる事で、完熟バナナのような甘くフルーティな香りがふわっと広がり、香りの余韻を十分に楽しめる味わいに仕上がっています。このワイン酵母に込めた想いを商品開発研究室の樋之口室長に伺ってみました。

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■「西郷どんの夢」という焼酎にワイン酵母を使おうと思ったのはなぜでしょうか。

樋之口:消費者の焼酎の好みが多様化している中で、さまざまな酒質を持ったお酒が市場に投入されています。お酒の風味を生み出すために、酵母の存在が大きく影響しますので、私たち商品開発研究室では、お客様にご満足いただける焼酎をご提供するために、日々酵母をはじめとした様々な研究を続けています。今回はその中から、ワイン造りに通常使用される「ワイン用酵母」を焼酎のレシピに加えることで、新しい風味のご提案ができればと、「HW1」という酵母を自社にて育種しました。

■「HW1」という酵母名は、初めて聞きました。

樋之口:発酵性アロマ(果実様)の高いワインを醸造する酵母を自社にて育種したもので、低温発酵と減圧蒸留という技術を駆使し、完熟バナナのような甘くフルーティな味わいを実現することができました。

■西郷隆盛という名前からは、想像もつかない味わいですね。

樋之口:今回の焼酎の名前は、「西郷どんの夢」です。この「夢」という一文字に込められた思いを考えた時、島津斉彬という盟主と共に、近代日本の明るい未来を夢見て、数多の紆余曲折にも臆することなく邁進し続けた姿が浮かんできました。それなら、私たちも固定概念にとらわれない焼酎造りをしなければと、「HW1」の育種など試行錯誤を繰り返した末に、情熱とロマンを感じる目的の酒質を得るための製造技術を生み出しました。

■ありがとうございます。最後に一言お願いいたします。

樋之口:「西郷どんの夢」は、飲めば飲むほど好きになる、飲み続けることができる酒質を目指しました。偉人である西郷どんを商品に名乗る酒質として、全力投球して造った逸品です。特殊な酵母の他にも、国産米100%使用やさつまいものコクと甘味を引き出す黒麹造り、爽快な飲みやすさを追求した減圧蒸留など当社独自の新しい製造レシピにより仕上げています。焼酎好きにも、焼酎の新しい味を求めている方にも、これから焼酎を飲んでみたい方にも、ぜひ味わっていただけたら嬉しいです。

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商品開発研究室のメンバー写真(向かって左から3番目が樋之口室長)
→「西郷どんの夢」についてはコチラ

 

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