5月2日は「世界まぐろデー」
新年度が始まり慌ただしく過ごす中で訪れる“ゴールデンウィーク”。お出かけの予定を立てたり、お家でのんびりしたり、連休ならではの過ごし方で充実させたいものですね。
そんなゴールデンウィーク期間に迎える「世界まぐろデー」を皆様ご存知でしょうか? 国連によって2016年に制定され、翌2017年から毎年5月2日が世界まぐろデーとなりました。その背景にはまぐろを取り巻く国際情勢が大きく関係しているそう。食卓を美味しく彩ってくれるまぐろをこれからもいただくために、まぐろの今を知っておきましょう。
危機に瀕するまぐろと、まぐろの町・いちき串木野市の今
世界のマグロのおよそ5分の1を日本人が消費していると言われるほど、世界最大のまぐろ消費国である日本。お寿司や刺身、煮付けなどでいただく機会の多いまぐろですが、海外においてもツナ缶や冷凍マグロなどが手軽に手に入ることや、安価なたんぱく源として、先進国と発展途上国の両方から重宝されています。しかし世界中での需要が大きくなったことで、クロマグロやキハダマグロなど7つの主要なマグロ種のうち、約3割が生物学的に持続不可能なレベルで漁獲されているとの調査結果も出ているのです。
伝兵衛蔵のあるいちき串木野市は、焼酎をはじめ多くの特産品があることから“食のまち”と称されますが、遠洋まぐろ漁業も本市の基幹産業の一つです。日本有数の遠洋まぐろ漁船船籍数を誇り、年に数回、遠洋まぐろ漁船の出入港、水揚げが行われています。ピーク時に比べると年々減少していますが、いまでは人気のご当地グルメとなった「まぐろラーメン」が開発されたり、まぐろ普及イベントを開催したりと依然“まぐろの町”としてその名を轟かせています。
海の恵みに感謝して…焼酎とともに美味しくまぐろをいただく
最近では、水産資源や環境のことを考え、持続可能な漁業で獲られた水産物の証として、「海のエコラベル」がついたまぐろ製品も販売されています。この先もいちき串木野市とまぐろが繋がっていけるよう、海のエコラベル製品を選ぶなどできることから始めていきたいものです。
そしてまぐろのお供には焼酎を忘れずに! まぐろはどのお酒とも相性の良い食材ですが、刺身でいただくなら、シンプルな味わいの麦焼酎とのペアリングがおすすめです。例えば本格麦焼酎「甕貯蔵 兼重」は、すっきり軽やかな味わいと透明感のある甘みが、まぐろの濃い旨みとベストマッチ! ちなみに香りが強く、濃厚な味わいの芋焼酎には、角煮などがおすすめです。
今宵は美味しいまぐろが食べられることに感謝しつつ、焼酎で一杯いかがですか?
Information
■記事内の商品
●甕貯蔵 兼重 (麦)
内容量:720ml
原材料名:麦(豪州産)/麦麹
麹:白麹
アルコール分:25%
【商品説明】
厳選した大麦を麦麹(白麹)で仕込んだ本格麦焼酎。
減圧蒸留によって油脂成分の留出を抑えることで、すっきり軽やかな味わいになりました。
その原酒をさらに甕で熟成させることで、味に深みが増しています。
透明感のある甘みをお楽しみください。
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