4月22日、焼酎蔵 薩州濵田屋伝兵衛は開業20周年を迎えました。伝兵衛蔵は、明治元年創業・濵田酒造の始まりの地に、本格焼酎の文化を後世に伝え続ける蔵として、2001年に開業しました。この20周年という節目に、地域の方々をはじめ、全国のファンの皆様へ感謝を伝える機会として、「オンライン蔵祭」の開催や、蔵祭限定酒を発売しています。
今回の蔵だよりでは、伝兵衛蔵の本格焼酎造りへのこだわりや、「蔵祭限定酒」の美味しい飲み方などご紹介いたします。
伝兵衛蔵では、明治時代にスタンダードであった「甕仕込み」、「木桶蒸留」、「甕貯蔵」という手づくりの焼酎造りを行っている伝統の蔵です。当時の技と情熱を脈々と受け継ぎ、現在も先人たちのスピリッツと誇りを胸に、ひとつひとつ丁寧に造り続けています。
伝兵衛蔵で「木桶蒸留」にこだわるのはなぜなのでしょうか?木桶蒸留によって、木の香りが焼酎に移って独特の香りや味わいが出てきます。木桶の隙間からガスやアルコールが少しずつ抜けることで、柔らかくて上品な口当たりに仕上がるのです。こちらにも詳しくご紹介していますのでご覧ください。
■創業から続く「木桶蒸留」の話はこちらから
こだわりが詰まった伝兵衛蔵での本格焼酎造りについて、一部をご紹介しましたが、オンライン蔵見学が出来る動画もございますので、ぜひ蔵の雰囲気や本格焼酎造りをバーチャルで体験してみてください。
伝兵衛蔵開業20周年記念「蔵祭限定酒」の愉しみ方
開業日に合わせ、4月22日にオンラインショップ「Shochu.Life」および伝兵衛蔵売店での店頭販売を開始した「蔵祭限定酒」の「伝 初留取り(はなたれ)」「蔵祭限定梅酒」それぞれ2種類についてご紹介します!
やわらかな味わい「伝 初留取り(はなたれ)」
代表銘柄である「伝」の「初留取り(はなたれ)」は、鹿児島県産の黄金千貫(こがねせんがん)を使用して、黄麹で仕込み、甕仕込み・木桶蒸留・甕貯蔵という伝統製法にこだわった本格芋焼酎です。やわらかな味わいが飲み口と洗練された潤いのある後口が愉しめます。
蔵人直伝のおすすめの飲み方は、冷凍庫でキンキンに冷やした「ストレート」または「ロックです」!初留取り(はなたれ)は43度とアルコール度数が高いため、冷凍庫に入れても凍らず、口に含むとトロッと口の中で広がり、香りも華やかです。食後酒として、ゆっくりちびちびと味わいたい一品です。ナッツ類やチョコレートとも相性が良いので是非今夜の晩酌に試してみてはいかがでしょうか?
10年貯蔵のプレミアムな本格梅酒「蔵祭限定梅酒」
コクとまろやかな味わいが特長の黒麹仕込みの本格芋焼酎に鹿児島県産の南高梅を漬け込んだ本格梅酒です。じっくりと梅のエキスを引き出すことで梅本来の味わいと酸味を引き出しました。10年という長期甕貯蔵により、やわらかく丸みのある味わいとなっています。
10年貯蔵のプレミアムな本格梅酒は、口当たりが非常にまろやかなので、まずはそのまま愉しむのがおすすめです♪より香りを感じられる飲み方として、特におすすめなのが冷蔵庫でボトルごと冷やした梅酒をワイングラスでいただく愉しみ方。食前酒や食後酒にぴったりですよ。また、食事と一緒に愉しむなら「炭酸割り」で、炭酸はじける華やかな香りを一緒にいかがでしょうか。
今回ご紹介した蔵祭限定酒「伝 初留取り(はなたれ)」「蔵祭限定梅酒」は、オンラインショップ「Shochu.Life」からご注文いただけます。是非チェックしてみてくださいね。
●商品のご購入はこちら
①「伝 初留取り(はなたれ)」
②「蔵祭限定梅酒」
また、伝兵衛蔵売店では蔵祭限定酒2本セットもご用意しています。もうすぐやってくる母の日や、お誕生日などの贈り物として、いつもよりちょっと良いものを贈りたいと考えている方にもおすすめです。
※現在両商品ともに販売を終了しております。
【お問い合わせ先】
焼酎蔵 薩州濵田屋伝兵衛
TEL:0996-36-3131(9時~17時、毎週水曜定休)