毎年5月25日に発売している本格芋焼酎「古式有機原酒なゝこ」が発売になります。伝兵衛蔵にとって、特別な焼酎の一つである「なゝこ」には、この名前の通り7つこだわりをもって造られています。
1. 現存する日本最古の黄麴「アスペルギルス・オリゼー」使用
2. 現存する初代分離の酵母「サッカロマイセス・サケ」使用
3. 国産の有機米、鹿児島県産の有機芋使用
4. 霊峰「冠嶽(かんむりだけ)」の伏流水使用
5. 伝兵衛杜氏による手造り
6. 昔ながらの伝統製法、甕仕込み、甕貯蔵
7.復元した杉木桶による蒸留、木桶蒸留
伝統、地域、そして多くの人によって今に伝えられた技術や製法。その一つひとつに、ロマンを感じさせるエピソードがあふれています。
例えばこの「なゝこ」に使われる麹は、明治時代に東京医学校の教師たちが清酒酵母から麹菌の単体分離に成功して生まれた黄麹菌アスペルギルス・オリゼー。醸造酒の持つ深みを兼ね備えた蒸留酒「なゝこ」のコクと豊かな風味はここに由来するものです。
また酵母の、「サッカロマイセス・サケ」は、発見こそ明治時代ですが、はるか昔から存在し、日本の風土が生み出した現存する初代分離の清酒酵母。約0.005ミリという大きさながら、もろみの発酵をうながす、なくてはならない酵母です。
そして、創業明治元年、2002年10月には農林水産省登録認定機関の鹿児島県有機農業協会より「有機農産物加工酒類製造者」として、鹿児島県で酒類第一号の認定を受けた伝兵衛蔵。この地で黙々と焼酎造りに励む蔵人たちが、数々の想いを重ねて誕生するのが「なゝこ」です。
幸運は必ず訪れる…幸せの色を纏う限定ボトル
なゝこ2022年版
「なゝこ」の注目してほしいポイントは、そのボトルのデザイン。年ごとにテーマを持って、ボトルカラーを決めているのです。2022年の色は杜若(かきつばた)。5月中旬からか見ごろを迎える、古くから日本人に愛された花です。万葉集には恋人を待つ気持ちを表現する歌の中で詠まれ、江戸時代には「江戸紫」として親しまれてきました。
その花言葉は「幸運は必ず訪れる」。上質な味わいとともに、幸せになって欲しいと願う大切な方への贈り物に最適ではないでしょうか。
手で包み込み、やわらかな芋の香りを楽しむ
「なゝこ」は原酒のため、そのまま飲むと少しアルコールを強く感じるかもしれません。おすすめはチューリップグラスに少なめに入れて、手で包み込むように香りをたてる飲み方です。ほのかに香る有機芋ならではのやわらかな香りを楽しみながら、じっくりと「なゝこ」を味わってください。
Information
■古式有機原酒 なゝこ(ななこ) 2022年版
内容量:720ml
種類:本格芋焼酎
原材料名:鹿児島県産さつま芋/米麹(国産米)
麹:黄麹
アルコール分:37%
【商品説明】
毎年5月25日に発売している、「古式有機原酒なゝこ」。名前にあるように、「なゝこ」は有機認証蔵である「伝兵衛蔵」にて、七つのこだわりをもって造られています。また、毎年ボトルカラーを一新しており、2022年版のカラーは「杜若(かきつばた)」。数量限定発売で、シリアルナンバー付きの商品で贈り物にもおすすめの商品です。