「黒麹」と「伝統製法」から生まれる本格焼酎『宇吉』

甕仕込、木桶蒸留、甕貯蔵を「黒麹」に用いた渾身の逸品

本格焼酎をつくるために伝統の味や技、心を大切に継承する伝兵衛蔵が創業当初から守り続けている伝統的な製法。それは、甕仕込、木桶蒸留、甕貯蔵。その伝統的製法を「黒麹」に用いた本格芋焼酎が平成16年に誕生しました。「黒麹」の特性を存分に活かした本格芋焼酎『宇吉』。そのこだわりについて少しご紹介しましょう！

昔ながらの芋焼酎の風味を持つ『宇吉』。

伝兵衛蔵が仕込みに使う「麹」は、「黒」、「白」、「黄」とあります。焼酎は日本の蒸留酒の代表格なのですが、世界の蒸留酒との大きな違いは「麹」を使うところにあります。この「麹」のおかげで、なんともいえない香りと味わいが生まれてきます。「黒麹仕込み」は、芋の甘みを存分に引き出し、コクのある昔ながらの風味に仕上がるのです。

一般的に「黒麹」といっても、種麹メーカーは複数あります。また、同じメーカーでも「黒麹菌」も多種多様。さまざまな試験を経て、我々が目指す品質に合う「黒麹」を選抜し、使用します。それは、通常の麹菌より、繊細な「黒麹菌」であり、製麴、発酵管理も非常に難しいものです。ゆえに、杜氏の感性と技術、工夫によってのみ、その味わい深さとコクが生まれてくるのです。

鹿児島県産の『黄金千貫』を選抜された「黒麹」で甕仕込み、伝統的な蒸留法である木桶蒸留を使い、味わいがさらにまろやかになる甕貯蔵から生まれる深い味わい。ストレートでは上品で複雑な風味と、弾力感のあるとろみが楽しめます。ロックではタイトで力強く滑らかな味わい。お湯割りでは香ばしさを感じるやさしい味わいになります。そんなこだわり溢れる渾身の逸品だからこそ、二代目・伝兵衛の名を受け継ぎ『宇吉』と名付けられました。