皆さん、焼酎ってどんな飲み方をされていますか?焼酎は飲み方次第でイロイロ楽しめちゃうすばらしいお酒。ということで、焼酎と相性抜群の地鶏料理で有名な「みやま本舗」霧島店の店長、樋脇智美さんに焼酎の飲み方を教えていただきました!
気分に合わせて飲み方をチェンジ!
まずは”ロック”。お酒好きにはたまらない飲み方。いきなりロックというところが、やはり焼酎王国って感じ。「焼酎のおいしさをダイレクトに楽しむにはロックが一番ですよ!」と樋脇さんも太鼓判。特にトロリとした飲み口の原酒は断然ロック!とのことです。
1、グラスに氷を入れます。焼酎の味を邪魔しないよう、天然水で作った氷を使うとベター。/2、グラスにゆっくりと焼酎を注ぎます。/3、好みの量を注いだら完成!氷の冷たさで爽やかな味わいとキレを楽しめます。
打って変わって、お酒に弱い人や芋焼酎ビギナーさんもトライしやすいのが”ソーダ割り”。「ビール代わりにプハーッといきたい飲み方ですね」と樋脇さん。なるほど、これなら1杯目からいけちゃいますね!
1、氷をたっぷり入れたグラスに焼酎を注ぎます。分量は好みで調整してくださいね。/2、次にソーダ水を注ぎます。/3、最後にマドラーで軽くかき混ぜて完成。
聞き慣れない”ロクヨン”という言葉。これ、焼酎6:お湯4という意味で、焼酎を最もおいしく飲める割り方、かつ鹿児島でも季節を問わず人気の飲み方だったりします。なぜ”ロクヨン”?それは、アルコール度数25度前後の焼酎を”ロクヨン”で割ると、日本酒やワインと同じ度数、つまり15度ぐらいに下がって飲みやすくなるからなんです。ここで、あまり知られていないお湯割りの豆知識。「お湯→焼酎の順に注ぎましょう。お湯は熱すぎると香りが飛んでしまうので85℃がベスト」(樋脇さん)。先にお湯をグラスに注ぐとお湯の温度が下がり、そこに焼酎を加えると人肌に近い温度になるから飲みやすいし、香りも柔らかくなるんですよ。まさに一石二鳥ですね!そう、”ロクヨン”は理にかなった焼酎の黄金比。「お湯割りロクヨンで!」なんて言ったら焼酎ツウを気取れちゃいますよ。
1、香りを楽しめるよう、お湯から注ぎます。熱すぎると香りがきつくなることもあるので注意!/2、焼酎をゆっくりと注いで完成です。お湯割りはかき混ぜなくてOK!
Information
地鶏料理 みやま本舗 霧島店
鹿児島県霧島市霧島田口1611−10
TEL:0995−57−0201
URL:http://miyamahonpo.com/miyama/