酒屋さんやお祝い事などで焼酎の1升瓶を縛る際、2本まとめて括(くく)っているのは一般的によくみかけます。実は、他にも3本まとめて括ったり、5本をまとめたり・・・なんてことも出来るんです!5本をあっという間にまとめてしまうのが、当蔵のスタッフ鍛治屋さんです。
そもそもどうして2本で括るようになったのでしょうか。鍛治屋さんに伺いました。
昔は、今でいうギフトセットなど多種多様な瓶やサイズ、ギフトボックスなどはあまりなく、一般的に出回っているものといえば、1升瓶、または900mlの五合瓶などがほとんどだったそう。なかでもほとんどが1升瓶で、当時営業を担当していた鍛治屋さんは、街中の酒屋さんへ焼酎を納品する際は必ず2本で縛った状態で納品していました。現在は6本入る段ボール箱などありますが、当時は木箱が中心の時代。店舗の在庫を調整するときにも数本で縛っておくことが、役立っていたのだそうです。30年ほど前、鍛治屋さんが営業をしていた頃は、毎日いかに早く効率的に、より多くの本数を縛れるか、考えながら取り組んでいたそうです。
1日の始まりは一升瓶をトラックに積み込むことから始まります。そして、各店舗に着くと、2トントラックに積んでいた一升瓶をその場で、短時間のうちに括っていきます。店舗への納品が終わると次の店舗、また次の店舗へと、一日で100組近くも焼酎を括っていた…と懐かしそうに話していました。
しっかりと括り上げ、最後に上下左右に揺らしてみてもしっかりとまとまっています。5本の1升瓶も片手で軽々持つことが出来ますよ。
5本括り(くくり)は、当蔵へ!
現在でもお祝い事などに2本で括って熨斗を付けて贈られる方も多いですが、5本括りでお贈りするのもおススメです♪5本括りで大切な方の門出をお祝いしたい、また、実際に括っているのを見てみたいという方は是非当蔵へお越しください。歓送迎の贈り物に。また、春のお花見シーズンでもご活用くださいね♪