初代・濵田伝兵衛が家で作った焼酎を地域の人たちに振る舞い、「おいしい!」と評判になったことがきっかけで焼酎づくりを事業化したのが明治元年のこと。以来、地域の方々に寄り添いながら、鹿児島県いちき串木野市から本格焼酎の歴史を代々伝え続け、また多くの方々に支えられてきた伝統の蔵「薩州濵田屋伝兵衛」も、今年で150年目です。そして、4月29日(日)のグランドオープン日までカウントダウンが始まりました。
伝統を伝えるのは、「場所」ではなく「ひと」です。
イギリスの歴史家エドワード・ハレット・カーは、「歴史とは、現在と過去の対話である」と自身の著書で語っています。「対話」とは、人間同士がコミュニケーションを重ね、想いを交流すること。伝兵衛蔵という場所は、「伝統を伝える側」と「伝えられる側」が交わす対話の”触媒”となっているのではないでしょうか。「薩州濵田屋伝兵衛」という場所を通じて、この創業の地で代々焼酎づくりに心血を注いできた蔵人たちや彼らが生み出した焼酎を味わって下さったお客様たちの交流がこれまでの150年を紡いできました。そして、その想いはこれからも変わらず、新たな伝兵衛蔵と共に、次世代へと語り継がれていくことでしょう。
「薩州濵田屋伝兵衛」の新たな歴史の立会人になりませんか。
今回のリニューアルオープンを記念して、4月29日(日)と30日(月)にお楽しみ満載の「伝兵衛 蔵祭」を盛大に実施します。紅白餅振る舞い(29日のみ)や振る舞い酒のほか、先着150名様に嬉しいプレゼント、限定焼酎の販売、こだわりのクラフトビール「伝兵衛ビール」3種、お楽しみ抽選会に加え、3月30日に放送4000回を迎えたMBCラジオの長寿番組「海童が行く」の公開放送を予定しております。売店隣接の「お食事処 伝兵衛」では、お弁当も準備しております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
蔵祭りのご案内はこちら
(今回リニューアルする仕込み蔵側)
(昨年11月にリニューアルした売店側)
(売店内)