皆さんが普段飲んでいるまたは周りで飲まれている芋焼酎は、それぞれ原料芋の違い、麹の違い、製法の違いなどから、香りや味わいは異なります。数ある銘柄のなかでも自分の好きな香り・味わい等から愛飲しているという方も多いのではと思います。では、皆さんは焼酎を選ぶときの決め手はなんでしょうか。
創業150年の伝統ある蔵で造るこだわりの本格芋焼酎
150年の歴史を持つ、伝統ある蔵・伝兵衛蔵は、手造りの伝統製法を受け継いでいる蔵です。素材・製法・味わい・ボトルすべてにおいての「こだわり」から生まれた本格芋焼酎があります。「本格芋焼酎古式有機原酒 なゝこ」です。その名の通り7つのこだわりをもって造られています。
その7つのこだわりとは、
一 現存する日本最古の黄麹使用
二 現存する初代分離の酵母使用
三 有機米・有機芋使用 (有機認証蔵)
四 いにしえの霊峰「冠嶽(かんむりだけ)」の伏流水を使用
五 伝承の蔵造り 伝兵衛杜氏による手づくり
六 昔ながらの伝統製法 甕仕込み・甕貯蔵
七 復元した杉木桶による蒸留 木桶蒸留
これらの7つのこだわりをもっている「なゝこ」は、仕込みから焼酎ができあがるまでの期間、製麹(せいきく)工程では杜氏たちが蔵に泊まり込みで麹の状態を確認しながら造っていきます。使用している日本最古の黄麹菌は非常に繊細な菌であり、麹造りが難しいからです。手間暇がかかっている分、1本1本に杜氏たちの想いが詰まっています。
原料には鹿児島県産の有機さつま芋と有機米を使用していて、当蔵は2002年に「有機農産物加工酒類 製造業者」として、酒類第一号の認定を受けています!また、地元いちき串木野市の霊峰「冠嶽」の伏流水を使用しており、「安心・安全」を徹底的に追求した芋焼酎造りをおこなっています。仕込みと貯蔵は一般的なタンク貯蔵ではなく、甕をつかいます。それにより、タンク貯蔵にはない風味とまろやかさが出てくるのです!そして、蒸留には現在ステンレス製の蒸留器を使われることが主流となっていますが、伝兵衛蔵では江戸時代から明治時代初期にかけて使用されていた木桶蒸留器を使っています。木桶蒸留器を用いることで木桶様の香りとふくらみのあるやわらかい風味になりますよ。
こだわりの原料、製法(手造り)で造るには、温度や湿度など気候の変化に左右されやすい分、杜氏たちはその環境の変化に対応しながら日々取り組んでいます。愛情や手間をかければかけるほどおいしい焼酎が出来上がるのです。そんなこだわりや杜氏の思いがたくさん詰まって出来た本格芋焼酎が「なゝこ」です。
今年のボトルカラーは「常盤色(ときわいろ)」
1年ごとに、ボトルの色は異なります。今年のカラーは「常盤色(ときわいろ)」です。常盤色とは、松などの常緑樹の葉の色のように茶を含んだ濃い緑色のことです。「常盤」は常に変わらない意味を持ち、長寿・繁栄の願いが込められた名前です。江戸時代にも縁起の良い吉祥の色として好まれたこの色は変わらぬ味わいを届け続ける「なゝこ」を表現しています。
贈り物に・・・
実は、なゝこのボトルの色は毎年それぞれで異なります。毎年異なるカラーのなゝこのボトルは、1本単体でも美しいグラデーションですが、それぞれのボトルを横一列に並べてみると、より色鮮やかで非常に華やかです。プレミアムな焼酎を楽しみつつ、ボトルを集めてコレクションにしてみるのも毎年のちょっとした楽しみになりそうです。
もうすぐ父の日ですね。記念日など特別な日には特別な贈り物で、日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょう。
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