ジュージューとお肉の焼ける音、そして香ばしい香りが鼻孔をくすぐり…アツアツのお肉、早く食べたーい!見ているだけでお腹が鳴りそうな光景ですね。彼女が焼いているのは、鶏肉です。全国有数の養鶏の産地である鹿児島の鶏肉は、ジューシーでヘルシー…そして何といっても焼酎との相性も抜群!
焼きと生、どちらがお好み?
ここは、地鶏料理専門店『みやま本舗 霧島店』。代表取締役の酒匂亮一さんが手に持っているのが、先ほど焼いていた『焼き盛り合わせ』です。モモ、キモ、ハツ、皮、砂ズリ、ナンコツと鶏を余すことなく味わえちゃう6種盛り。焼いたあとに塩か特製のタレにつけていただくんですよ。
えーっと、これも焼いて食べるのかな?…いえいえ、これは生でいただく『鳥刺し』という鹿児島の郷土料理で、表面だけ軽く炙ってあります。新鮮だからこそお刺身で食べられるんですよね? 「もちろんです! 生で食べても臭みがないのが新鮮な証ですよ」と酒匂代表。
そんな鮮度抜群の鳥刺しは、この自家製刺身ダレにつけていただきます。このタレは、酒匂代表のお母様が創業したときから、注ぎ足してつくっている秘伝のタレなんですって! さっぱりとした味わいだから、鶏肉の持つ旨みと食感を引き立ち、最高です!
鶏肉と芋焼酎って本当に相性がいいんです。ふくよかな香りや柔らかい味わいが魅力の芋焼酎と繊細な旨みが魅力の鶏肉は、互いの良さを引き立て合う、まさに親友のような関係。しかも水割り・お湯割り・ロックとどんな飲み方にも合うんですよ。
さてさて、焼酎をしっぽりと楽しんだあとは、やっぱり『シメの一品』が必要でしょ! お店のイチ押しは、この『とりめし』。セセリと玉ねぎを煮込んだ丼で、ランチでも大人気なんだそうですよ。
「鶏肉は直火で炙るとおいしさが引き立ちます。地鶏焼きも鳥刺しも焼酎と相性が良いので、ぜひ一緒に楽しんでくださいね」と酒匂代表(写真左)。やっぱり地の料理と地のお酒は合うんですね。鶏肉と焼酎の組み合わせ、ぜひお試しあれ! 写真は、みやま三兄弟。仲良し家族が、美味しい鶏料理を振る舞います。
Information
みやま本舗 霧島店
鹿児島県霧島市霧島田口1611-10
TEL:(0995)57-0201 御予約優先
営業時間:11:30~21:00
定休日:木曜日
駐車場:有
URL:http://miyamahonpo.com/miyama/
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