4月1日に発表された新元号「令和(れいわ)」。発表の瞬間を、今か今かとテレビの前に釘付けだった方も大勢いらっしゃったのでは?当蔵では、いちき串木野市観光特産品協会主催の新元号祝賀イベントが開催され、地域の皆さんと一緒に元号発表の瞬間を待っていました。
発表後、恐らく最速で元号の揮毫を、西郷どんに扮する、いちき串木野市の竹原さんが行い、焼酎やさつまあげなど、いちき串木野市の特産品を楽しみながら、皆さんで一緒に祝福いたしました。お祝いのシーンで、焼酎の振舞いなどがあると嬉しいですね!
新元号に込められた意味
新元号の「令和」は、日本最古の和歌集「万葉集」のなかから、「初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香=初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫らす」という梅にちなんだ句から引用されています。「令和」に込められた意味を、「人々が、美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」とされており、「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい」との願いを込められています。日本人の「和」を大切にする心と通じる部分がありそうです。
そもそも元号とは
最初の元号「大化」から、1300年以上も続いている元号のなかで、「令和」は248番目の元号です。また、「和」の文字が使用されるのは、今回で20回目ですが、「令」が使用されるのは今回が初めてだそう。
ところで、そもそも「元号」とは?と思われる方も少なくないかもしれません。元号は、年の管理法の一つで、もとは中国発祥と言われていますが、現在も使用しているのは、世界でも日本だけです。これまで何度も変更されてきている元号ですが、制定されるうえでの条件があるそうです。①国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること②漢字2字であること③書きやすいこと④読みやすいこと⑤これまでに元号又はおくり名としても用いられたものでないこと⑥俗用されているものでないこと など基準のもと、これまでの元号も制定されてきているのですね。
当蔵は、明治元年創業。「明治」「大正」「昭和」「平成」と長きにわたり、伝統を受け継いできています。「令和」という新しい時代も、皆様にご愛飲頂ける焼酎を作るべく、今後も努めてまいります。
蔵祭、限定酒を販売
来る、4月28日日曜日、29日月曜日に、平成最後の「伝兵衛蔵祭」を開催いたします。5月から施行される新元号「令和」の由来ともなっている、万葉集での梅に関する歌にちなみ、当蔵でも蔵祭限定酒として「梅酒」を販売いたします。12年貯蔵されたプレミアムな逸品です。ほかにも、本格芋焼酎「伝 初留取り 」を数量限定で販売。新たな時代の幕開けを、限定酒でお祝いしてはいかがでしょうか。当日は、ステージイベントのほか、お楽しみ抽選会や紅白餅の振舞い(29日のみ)など、楽しいイベント盛りだくさんです。
伝兵衛蔵祭の詳細についてはこちらをご覧ください。
▶伝兵衛蔵祭について
(昨年の蔵祭の様子)
Information
商品名:蔵祭り限定 梅酒
品 目:リキュール
度 数:15度
容量・容器:500ml瓶
小売価格:1,700円(税込)
商品名:伝 初留取り(はなたれ)
品 目:本格焼酎(芋)
度 数:43度
容量・容器:500ml瓶
小売価格:2,000円(税込)
※写真はイメージです
【お問い合わせ先】
焼酎蔵 薩州濵田屋伝兵衛
TEL:0996-36-3131(9:00~17:00、水曜定休)
※ゴールデンウイーク期間中は、毎日休まず営業いたします。5/1(水)も営業しております。