秋になり、いよいよ芋焼酎の仕込みが始まりました。新酒ができてくるのももう間もなくです♪県内の各蔵元さんでもあちこちで「新酒まつり」が開催され、皆さんがお待ちかねの焼酎ヌーボー、「新酒」がお披露目されますね。10月1日には伝兵衛蔵の新酒も数量限定で発売予定ですのでお楽しみに♪発売のご案内はホームページ上でもさせていただきますので、ぜひホームページのお知らせをチェックしてくださいね。
※写真はイメージです
10月1日発売日以降は、店頭のほか、公式オンラインショップでも発売致します。
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焼酎ができあがるまで。
ここで、本格焼酎がどうやって造られるのか、ご紹介いたします!本格焼酎を造るうえで必要となってくるのは、発酵に欠かせない「麹」。麹の“でんぷんを糖に変える性質”を利用して、アルコール発酵を行います。焼酎造りで一般的に使用される「米麹」を使って焼酎造りを行う場合は、米と麹菌(種麹)で「米麹」をつくります。これを「製麴(せいきく)」と呼びます。
「製麴」が終わると、次はもろみを造っていきます。水と酵母を加えて混ぜ、酵母を増やしていきます。これが「1次もろみ」となります。そこにさらに、原料のさつまいもを加えて2週間ほど発酵させて「2次もろみ」を造ります。
「もろみ」ができると、いよいよ「蒸留」の工程です。当蔵では、昔ながらの蒸留方法「木桶蒸留器」を利用し蒸留を行います。それによって生み出される味わいと香りは他にはない特徴的な焼酎となります。さらに、甕で貯蔵・熟成を行うことで、よりまろやかな口当たりの焼酎へと変化していきます。
このように、昔ながらの伝統を守り、丹精込めた焼酎造りは、伝兵衛蔵の杜氏がもつ技術とこだわりがあるからこそ成しえるものです。
焼酎は、原料や麹などで多種多様に
本格焼酎の銘柄は、非常に多くの数があるとされ、その数ある中から自分好みの1本を見つけるのも焼酎の楽しみ方の一つです。そんな種類豊富な本格焼酎は、それぞれ何が違うのでしょうか?原料や麹、酵母や貯蔵方法など、わずかな違いで味や香りに大きな変化を与えるものです。
当蔵の本格芋焼酎も、さつまいもの種類によって異なる味わいや香りをもっています。例えば、白系のさつまいも「黄金千貫」は芋らしい味わい、「ジョイホワイト」はフルーティな味わいになるといわれています。ほかにも紫系のさつまいも「頴娃紫」や赤系のさつまいも「紅はるか」「紅さつま」など、さつまいもの種類によってそれぞれ香りや味わいを楽しむことができるのです。
ぜひ原料や麹の違いなどで飲み比べ、自分好みの焼酎探しをしてみてくださいね♪
ジョイホワイト使用・当蔵おすすめの焼酎
●本格芋焼酎「濵伝(はまでん)」
白麹仕込みのすっきりと軽快な味わいの焼酎です。
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焼酎蔵 薩州濵田屋伝兵衛
TEL:0996-36-3131(9時~17時、毎週水曜定休)