昔から愛されてきたお湯割りの魅力とは
本格的な冬が訪れ、焼酎をお湯割りで楽しむ機会が増えているのではないでしょうか。お酒を温めて飲む文化は奈良・平安時代からあったといわれています。長い歴史の中で受け継がれてきたこの飲み方は、1970年代に焼酎のお湯割りブームを迎え、全国に広まり、それ以来お湯割りは焼酎文化の一つのスタイルとして確立されました。
お湯割りが支持される理由は、その温かさだけではありません。お湯の温度によって焼酎の雑味が抑えられるとともに、香りとうまさが引き立ちます。お湯割りによって焼酎の美味しさをより感じられるため、今もなお多くの人に愛され続けているのです。
お気に入りの酒器で味わう至福のひととき
焼酎をより美味しく楽しむために欠かせないのが酒器。酒器にはさまざまな形状や材質がありますが、今回ご紹介するのは、濵田酒造の社員、児玉さん愛用の陶器製のお湯割り酒器です。
この酒器は、落ち着いた色合いのシックなデザインが食卓にも自然に溶け込みます。さらに、陶器ならではの機能性も魅力的。外側が熱くなりにくく、内側の温度が保たれるため、適温のお湯割りを長く楽しむことができます。
児玉さんがおすすめするお湯割りの黄金比は、「ロクヨン(焼酎6:お湯4)」。もう少し軽やかに楽しみたい方には「ヨンロク(焼酎4:お湯6)」もおすすめとのこと。また、40度前後が美味しく飲める適温といわれており、焼酎本来の甘みや香りをより引き出してくれます。
歴史をたどる一杯、「薩摩富士」で楽しむ冬のお湯割り
お湯割りを楽しむなら、昔ながらの味わいとともに堪能するのはいかがでしょう。濵田酒造の昔ながらの銘柄といえば、「薩摩富士」。昭和初期から変わらぬラベルと味わいを守り続けるこの本格芋焼酎は、薩摩半島のシンボルである「開聞岳(かいもんだけ)」がラベルに描かれています。その美しい円錐形の姿は「薩摩富士」とも呼ばれ、鹿児島県民を中心に親しまれてきました。
白麹仕込みのこの焼酎は、柔らかな口当たりと芋本来のほのかな甘みが特徴です。お湯で割ると、その香りや旨みがさらに引き立ち、一層深い味わいを楽しむことができます。
歴史と伝統に思いを馳せながらのお湯割りは、寒い冬の夜の心と体を温めてくれることでしょう。「薩摩富士」をお気に入りの酒器で。日常のちょっとした贅沢気分を味わってください。
Information
■記事内で紹介した商品
●薩摩富士
内容量:瓶 1800ml/900ml
パック 1800ml
容器:瓶、パック
原材料名:さつま芋(鹿児島県産)、米麹(国産米)
麹:白麹
アルコール分:25度
【商品説明】
昭和初期から変わらぬブランド 鹿児島を代表する本格芋焼酎
鹿児島県産の黄金千貫芋を白麹で仕込み、常圧蒸留しました。
白麹のやわらかな口あたりと、ほのかに芋の甘みを感じる軽やかな味わいが特長です。
昭和初期から変わらぬラベルで親子代々にわたり愛飲されている、正統派の味をお楽しみください。
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