アウトドアで豪快にアーン!手に持っているのは小さな魚…?これ何だかわかりますか?正解は、『キビナゴ』。あまりピンと来ない?でもこのキビナゴ、鹿児島の食卓には欠かせない魚なんですよ。今回は、このどんな料理にも使える万能食材・キビナゴをピックアップしちゃいます!
小さなボディに旨みが凝縮!
キビナゴは体長数センチほどの小さな魚。鹿児島では年間を通じて水揚げされるので、時期によって異なる味わいを楽しめるのが魅力の一つです。たとえば脂がのっているのは2月頃、子持ちキビナゴは5月頃、身が締まっているのは12月頃。ね、面白いでしょ?
「キビナゴは足が速い」と言われています。つまりすぐに鮮度が落ちちゃうんです。だからこうしてお刺身を食べられるのは鹿児島県民の特権!新鮮なキビナゴを手開きすると…ほら、縦縞模様がきれいでしょ?これを酢味噌でいただくのが鹿児島流のキビ刺しの食べ方!
もちろん、唐揚げにしても絶品!頭から尻尾まで骨ごと食べられるので、栄養満点なんです。他にも干物だったり『キビすき』(キビナゴのすき焼き)だったり、いろんな楽しみ方があります。生でも煮ても焼いても揚げてもおいしい。それがキビナゴなんです!
そういうわけで、キビナゴは子どもから大人まで幅広い世代から人気がある魚なんですが、もちろん焼酎とも相性抜群!鹿児島ではスーパーにもごく普通に並ぶ万能食材、キビナゴ。鹿児島を訪れた際は、ぜひ焼酎と共に楽しんでくださいね。