濵田酒造の主要銘柄といえば、CMでもおなじみの『海童』です。『海童』を初めて仕込んだのは傳藏院蔵を開業した平成12年。つまり、傳藏院蔵でつくられた初めての芋焼酎なのです。この記念すべき焼酎には、商品開発からネーミングに至るまで様々な思いが込められています。今回は『海童』に秘められたストーリーをお伝えします。
『海童』の名にふさわしい品質を届けたい。
『海童』というネーミングは一般公募により決定しました。古くから海と深く関わってきた串木野。1865年には若き薩摩藩士たちが日本初の留学生として串木野の羽島から英国に旅立ったという歴史もあります。「串木野に恵みをもたらす海と、そこに関わる若者たちの心意気に敬意を込めて『海童』と名づけました」と工場長の小畠さんは言います。
『海童』以前に主要銘柄だった白麹仕込みの『薩摩富士』に対し、傳藏院蔵の開蔵に伴って開発した『海童』は黒麹仕込み。『黄金千貫』のコクと甘さに「黒麹」のキレの良さが加わり、すっきりとした後味が魅力です。当初は串木野限定販売だったのですが、『平成13酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会』で当社初の総裁賞代表受賞を機に全国発売にしました。
記念すべき傳藏院蔵第1号の焼酎が名誉ある賞を受賞したことは、社員全員にとって大きな喜びでした。でも、何よりも大切なことはお客様に『海童』をおいしく飲んでいただくこと。串木野の素晴らしい海と先人たちの心意気に恥じぬ『海童』であり続けるためにも、私たちは「出荷時ではなくお客様に飲んでいただくまでが品質」と考え、日々品質の向上に努めています。
■Information
海童 >詳しくはコチラ
容量:1800ml
アルコール度数:25%
海童祝い赤 >詳しくはコチラ
容量:720ml
アルコール度数:25%