まぐろの街・いちき串木野市恒例のまぐろの祭典、『串木野まぐろフェスティバル(鹿児島まぐろ船主協会主催)』が、今年も4月26、27日の2日間、いちき串木野市の串木野漁港外港まぐろ本町で開催されました。両日とも、串木野のまぐろ漁船が穫ってきた太平洋産の「(天然)まぐろ握り寿しふるまい」(各先着1000人)からスタート。正午には「ふるまいまぐろカブト焼き」や「活魚つかみ取り」も行われ、連日たくさんの人で賑わいました。
まぐろについて知り、味わい、楽しむ。
まぐろ漁港ならではの大漁旗が抜けるような青空にたなびく串木野漁港では、薩摩剣士隼人ショーや歌謡ショー、まぐろ重量当てクイズなどなど、子供から年配の方まで楽しめるイベントが盛りだくさん。マイナス60度で凍結して旨味を閉じ込めた冷凍まぐろの「解体ショー&即売」では、市価の半額近くで天然まぐろを提供。「食の広場」では「まぐろラーメン」、「まぐろ丼」、「まぐろ舵取り丼」、「まぐろカレー」を低価格で提供していました。
写真左/まぐろフェスティバルの入口に展示された地元学生たちの書道展。袖長鮪、本鮪、黄肌鮪、目鉢鮪、南鮪や太平洋横断の文字は、まぐろの街ならでは。写真右/入口からすぐの場所に出現した巨大まぐろは、まぐろ重量当てクイズの問題。気になる答えは213,7kg、正解者は2日間を通して、たった1名だけでした。
写真左/いちき串木野市発祥の鹿児島名物「つけあげ」や「うなぎせいろ蒸し」など、名産物の出店もたくさん。各店舗が工夫をこらしたグルメを紹介しました。写真右/クイズに参加する人、サスケコーナーなどのイベントで汗を流す人、まぐろ解体ショーやふるまいに並ぶ人たち。一日中、会場は熱気に包まれていました。
写真左/2日間に渡って、各ブースのお手伝いやアンケート調査、会場のナビなどをボランティアで奉仕したのは地元の神村学園の生徒たち。彼女たちの笑顔も会場の主役。写真右/まぐろフェスティバルの華は、なんと言っても午前と午後の1日2回行われるまぐろ解体ショー。市価の半額近くで販売された「さく」に大行列が…。
連日、たくさんの人たちで賑わった『串木野まぐろフェスティバル』。濵田酒造グループからも、傳藏院蔵と金山蔵、2つのブースが出店。傳藏院蔵では『海童』シリーズや『薩摩富士』シリーズ。携帯に便利なワンカップや『美人な梅酒』など、人気商品を多数用意しました。また、会場内には募金箱が設けられ、3年前から両日の売上げの一部を被災地の漁業関係者に寄付、東日本大震災復興支援も続けられています。来年はぜひ、まぐろフェスティバルへお越しください。