毎年、日本中で盛り上がるボージョレー・ヌーヴォーの解禁。でも、全国でも初めての「いちき串木野市本格焼酎で乾杯を推進する条例」がある町、いちき串木野市では、約2週間も早く芋焼酎のヌーヴォー、新酒を楽しむ季節がやって来ます。今回は、2015年11月7日、8日の両日、串木野新港のすぐ近く、傳藏院蔵で行われた「いちき串木野新酒まつり」の模様をレポートします。同時開催で「地かえて祭り」も行われ、会場は多くの人で賑わいました。
新酒まつりは本格焼酎の感謝祭。
当日は、傳藏院蔵からの振る舞い酒もたくさんご用意して、お客さまに楽しんでいただきました。(お車を運転する方には飲酒をお断りしました)売場では新酒まつり限定焼酎も豊富に準備。海童祝の赤の2升半瓶「益益繁盛」や、蔵出し秘蔵酒、新酒初蔵仕込原酒、超長期貯蔵コーン焼酎、海童2014の原酒や初留取り(ハナタレ)など、毎年この日だけしか手に入らない、とれたての会場限定酒がたくさん用意されました。
写真左/当日は新酒初蔵仕込の振る舞い酒もたくさんご用意して、会場のお客さまに楽しんでいただきました。自然の恵みと、蔵人たちの日々の努力に感謝して、できたばかりの新酒で乾杯しました。写真右/新酒 初蔵仕込の販売ブース。その年に収穫した鹿児島県産黄金千貫で仕込んだ、この時期しか堪能できない出来立ての新酒。毎年、この祭りの会場でしか手に入らない本格焼酎の超プレミアムな逸品です。
写真左/「チンドンかわち家」のパフォーマンスで盛り上がったつきたて振る舞い餅には一般の方も果敢に参加。両日ともに、先着150名様につきたてお餅の振舞いがありました。写真右/当日は、家族と一緒に会場に遊びに来た子どもたちのためのイベントもたくさん。人気のふわふわうさちゃんのほか、自分の体内時計に挑戦する海童ジャストテンや「風船企画とまら~ず」のステージショーなどで、楽しい時間があっという間に過ぎて行きました。
連日、メインステージでは、地元(いちき串木野市)出身のジミー入枝さんが率いる「ジミー入枝とザ・キングタウンズ」のLIVEや、地元のフラメンコチーム「ボニータ」のメンバーによるフラメンコの披露、鹿児島のご当地アイドル「i×4」の昭和歌謡ステージなど、たくさんの企画で大賑わい。会場のみなさんがひとつになって、年に一度の焼酎ヌーヴォーの祭りを楽しみました。今年の秋も、お楽しみに!