東シナ海を臨むいちき串木野の地から、本格焼酎の新たな可能性を求めて、常に進化を続ける革新の蔵『傳藏院蔵』。そのシンボルともいうべき代表的な銘柄が、こだわりぬいた鹿児島県産の黄金千貫芋を黒麹で仕込み、常圧蒸留で仕上げた『海童』です。そのすっきりとした飲み口は、和食をはじめ、肉料理、魚料理、麺類など、あらゆる食べ物とのマリアージュが可能。食中酒としても、広くお楽しみいただいています。今回は海童シリーズの中でも特に本格焼酎の味を極めた特別な3本をご紹介します。
革新の蔵から届く特別な3色の瓶。
傳藏院蔵では「おいしい焼酎をひとりでも多くの方に」をモットーに、経験豊富な杜氏の技術と知識を活かし、仕込みや蒸留、ボトリングや出荷など、あらゆる工程で最新の設備を導入し、高品質の焼酎を安定して生産しています。さまざまな工程でベテラン杜氏の叡知を数値化して、コンピュータ制御することで、安心・安全で高品質な本格焼酎造りが円滑に進行されるようになりました。もちろん、常に熟練の職人たちが五感を駆使して、一つひとつの工程を厳しくチェックしています。
『海童2000初留取り(はなたれ)』は、海童を蒸留する際に最初に垂れてくる濃厚な「ひとしずく」をボトルに詰めたものです。昔ながらの黒麹仕込みで、手間暇をかけて丁寧に醸された黒麹独特の風味や原料の特徴が強く出ています。また、高濃度アルコールならではの個性的な味わいと、リンゴ、バナナ、メロンなどを思わせる濃厚なフルーツの香り、濃密な甘さ、強いとろみが特長です。ストレートやロックのほか、ソーダ割りもおすすめです。
『海童2000 純芋』は、通常の製造工程で使用される米麹に替えて、手間がかかる芋麹を試験的に使用して造られた全量芋使用の本格芋焼酎です。芋麹の特徴は、その甘く芳醇な風味にあります。焼き芋を思わせるほのかな甘みと、梅や桜を思わせる華やかな花の香りが、ほかの芋焼酎では決して味わえない芋本来の持つ力を感じさせてくれます。なめらかでさっぱりした味わいが特長なので、食中酒としてもおすすめです。軽いオードブルなどと合わせてお楽しみください。
『海童2000 蔵の眠り』は、鹿児島県産の黄金千貫を黒麹で仕込み常圧蒸留した後、芋焼酎では珍しく、厳選された原酒だけを樫樽で熟成させています。アルコール度数は35度。樫樽で長期熟成しているため、芋焼酎とは思えない、こうばしい焼き菓子のような豊かな香りとソフトで深い味わい、強いとろみが特長です。フォアグラやチーズ、チョコレートなど、 濃厚な味のおつまみと合わせて、ブランデーなどの洋酒のようにお楽しみください。
Information
海童2000 初留取り 〉詳しくはコチラ
内容量:300ml
度数:43%
海童2000 純芋 〉詳しくはコチラ
内容量:500ml
度数:28%
海童2000 蔵の眠り 〉詳しくはコチラ
内容量:500ml
度数:35%