“飲酒運転撲滅キャンペーンを行っております!”と金曜日の午後、天文館に響く声。
4月28日、「薩摩焼酎」のロゴ入りの法被やTシャツを身にまとい、鹿児島県酒造組合、九州南部卸酒販組合鹿児島地区会、鹿児島県小売酒販組合連合会など関係者とともに「未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅 鹿児島県下街頭キャンペーン」を実施しました。
飲酒運転による死亡事故が後を絶たない近年。飲酒運転者に対する罰則の強化や、飲酒運転者以外の車両提供者及び酒類提供者、同乗者についても罰則が設けられているにもかかわらず、依然飲酒運転に関する事故が絶えないのが現状です。
飲酒運転は一瞬で尊い命を奪い、幸せな暮らしをも奪ってしまいます。飲酒のうえでのマナーをしっかりと守り、楽しくお酒と付き合っていくことが求められます。
また、未成年者の飲酒撲滅の呼びかけも行いました。なぜ未成年者の飲酒が法律で禁止されているのでしょうか。そこにはきちんと理由があるのです。大きく理由をご紹介いたします。
①脳の機能を低下させる
②肝臓をはじめとする臓器に障害を起こしやすくなる
③性ホルモンに異常が起きるおそれがある
④アルコール依存症になりやすくなる
未成年者の飲酒は、成長の妨げとなり、体にとっては毒となってしまうのです。
このような理由から、未成年者の飲酒は「法律」で禁止されています。
心身の発達・成長真っただ中の時期には背伸びすることなく、成人を迎えたときにご両親と一緒にお祝いの焼酎を酌み交わすその日まで、楽しみに待ちましょうね。
今回は鹿児島市天文館公園には多くの団体が集まり、未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅についてのセレモニーを実施。
天文館周辺の3ヶ所で、道行く人へ未成年者の飲酒防止や飲酒運転撲滅の呼びかけを行い、啓発チラシ等の配布を行いました。
元気いっぱいの中高生へ、未成年の飲酒防止を呼び掛けたり、お孫さんのいらっしゃるおばあちゃんへ啓発チラシをお渡ししたりと、のぼり旗やプラカードを手に呼びかけました。
弊社でも、飲酒運転撲滅運動に関する企業理念を掲げています。
〝お酒を「飲んだら乗るな」「乗るなら飲むな」。″ お酒を造り、販売する立場としての責任を持ち、今後も未成年者の飲酒防止、及び飲酒運転撲滅運動へ取り組んでまいります。
お酒との付き合い方を改めて考えてみる時も大切かもしれません。皆様もいま一度、未成年者の飲酒防止、飲酒運転の撲滅について周囲への呼びかけをお願いいたします。
ルールを守り、お酒とうまく付き合いながら皆様にご愛飲頂くことが私たちの願いです。