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denzouingura dayori 傳藏院蔵だより

2019/12/17

傳藏院蔵だより # 96

世界三大酒類コンペティション

IWSC焼酎部門最高賞の授賞式レポート

皆さんが普段飲まれている焼酎は、蒸留酒のひとつであり、原料を発酵させて造った醸造酒を、さらに蒸留させて造るお酒です。この蒸留酒には、ウイスキーやブランデーなどのほか、カクテルなどの材料として知られるウォッカ、ジン、ラム、テキーラなど、世界を見渡すと数えきれないほど多くの銘柄があり、市場規模では約20兆円程度と推計されています。その巨大マーケットの中で少しでも抜きん出るために、酒類の国際コンペティションには毎年多くの商品が世界中から出品する企業が増えています。今回は、世界三大酒類コンペティションについてご紹介したいと思います。

(世界の蒸留酒はカクテルの材料としても親しまれている)

・ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)

イギリスの酒類専門誌「ドリンクス・インターナショナル」が主催し、年に一度開催される酒類品評会です。ウイスキー部門のほか、ブランデー、テキーラ、ジン、ウォッカなどの部門があり、審査はブラインド・テイスティングによって行われます。各部門のカテゴリーから、ダブルゴールド、ゴールド、シルバー、ブロンズなどが選ばれ、ダブルゴールドの中から最高賞となる“トロフィー”が選出されます。

・SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)

2000年にスタートした米国最大のスピリッツ(蒸留酒)のコンペティションです。米国のホテルやレストラン、流通のバイヤー、ジャーナリストなどの審査員によるブラインド審査を経て、カテゴリーごとに最優秀金賞、金賞、銀賞、銅賞が選出されます。

・IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)

酒類の品質向上と市場拡大に寄与することを目的に1969年創設。イギリスで毎年行われている国際的なスピリッツ(蒸溜酒)の品評会です。ウイスキー部門、ブランデー部門、ラム部門、ホワイトスピリッツ部門、リキュール部門があり、世界約30カ国から600品がエントリーされる。会長は、ロバート・モンダヴィをはじめとした著名人が務め、2000年代以降、日本の酒造メーカーの製品が相次いで賞を受けたことで、日本国内でも認知度が向上しています。


今年50周年を迎えるIWSCが選んだ焼酎は、「DAIYAME

IWSCにShochu部門が開設されたのが1998年。2007年以降、毎年、金賞受賞銘柄の中から再テイスティングを行い、部門最高賞(トロフィー)が選ばれています。2019年は、約100種類の焼酎が出品される中、当社の本格芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」が受賞いたしました。それを受けて、現地時間11月28日に開催されたロンドンの授賞式に出席しましたので、その様子を写真と共にご紹介いたします。

会場は、ロンドンの市庁舎「ギルドホール」。15世紀に統治の中心として建設されて以降、シティの市庁舎、シンボルとして機能してきました。現在も、市長の晩餐会や講演会、定例の市議会が開催されている歴史ある議事堂です。17時から授賞者の受付が始まり、まずは今年度のスピリッツとワインの金賞受賞銘柄約400本が並ぶ地下聖堂にて、テイスティングタイムが始まりました。世界中から集まったスピリッツ(蒸留酒)の中に「だいやめ」もありました。

国内ではご好評いただいているだいやめですが、現地の方のご感想をいただきたく、イギリスの方にご試飲いただきました。イングランド北部にあるヨークシャーから来られたソフィー・パシュリーさんは本格焼酎を飲まれるのは生まれて初めてとのことでしたが、「フルーティな香りがする。澄んでいて切れがある」とのご感想をいただきました。

テイスティングが終わり、トロフィー授賞式会場へ移動しました。プレゼンターから、「Hamadasyuzou DAIYAME」と企業名と受賞銘柄名が告げられると、当社取締役濵田光太郎が大島紬姿で登壇し、トロフィーを受け取りました。各メディアの取材に対して、以下のコメントを述べています。

・今回の授賞を受けてのコメント
「本日はこのギルドホールという歴史ある素晴らしい場所で、また世界的にも権威あるIWSCの50回目という記念すべき年に、Shochu Trophyという栄えある賞を手にする機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。この本格芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」は、本格焼酎業界の次の時代を担うスピリッツになる銘柄だと信じており、その私たちの自信作が、この大舞台で焼酎部門の頂点に立つことができたという事は、SHOCHUが、英国のスコッチのように、世界の蒸留酒になれるポテンシャルを持っていると評価されたと思っています。そういう意味では当社にとっても、業界にとっても、非常に明るいビッグニュースだと思っています」

・今後の焼酎造りへの意気込み
「私たちは「香り」という切り口で研究開発を続け、このライチのような香りのだいやめを開発しました。創業150年の結晶として、「次代を担うスピリッツ」と位置付けており、この「だいやめ」というネーミングには、今日一日を無事に過ごせたことへの感謝の気持ちと共に、家族や親しい友人、仕事仲と乾杯し、気持ちを新たにして明日への活力に繋げるという私たちの生活文化の意味が込められています。その商品がIWSCという世界最高峰の舞台で評価いただけたという事は、当社にとって大いに自信に繋がりますし、グローバル展開への新たな指針にもなります」


INFORMATION

本格芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」の魅力についてはこちら

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