まろやかで深い味わいを堪能する酒器、「陶器」
10月4日は「陶器の日」。その由来は、奈良時代や平安時代に日本で初めて陶器が焼かれたことにあります。当時、陶器は「陶瓷(とうし)」と呼ばれており、この語呂合わせからこの日が制定されました。陶器は、現代の私たちの生活にも幅広く親しまれており、特に酒器として欠かせない存在です。陶器で味わうお酒は、一般的にまろやかさが増し、深い味わいを楽しめるのが特徴です。また、熱伝導性が高く、温度を一定に保ちやすいことから、お湯割りを楽しむのに最適な器としても重宝されています。
黒ぢょかでお酒をたしなむ、優雅なひとときを愉しむのはいかが
陶器に関連して、鹿児島の伝統的な酒器のひとつに「黒ぢょか」があります。その風情ある佇まいを眺めるだけで心が豊かになる、そんな酒器です。陶磁器製の黒ぢょかは、耐熱性に優れ、直火にかけられるのが特徴です。この特徴を活かして黒ぢょかで焼酎を温めると、香りが一層引き立ち、まろやかな味わいを楽しむことができます。最近では、表面加工やデザインにこだわったもの、黒以外の色合いの焼酎ぢょかなど、多彩な種類が揃い、選ぶ楽しみも増えています。
秋の気配が少しずつ感じられ、お湯割りが恋しくなる季節ももうすぐです。これから活躍する陶器や陶磁器を、ぜひ早めに準備してみてはいかがでしょうか。
金山蔵で造られる唯一無二の焼酎の深い味わいの秘密
焼酎づくりにも「陶器」は深い関わりがあります。いちき串木野市の自然豊かな地に位置する金山蔵には、総延長120kmにおよぶ坑洞が広がり、その中で「甕仕込み」と「甕貯蔵」を行っています。
「甕」とは、縄文時代から使用されてきた歴史ある陶器の一種で、現代においても酒の貯蔵容器として広く利用されています。では、甕で貯蔵することのメリットとは何でしょうか?
甕貯蔵の魅力は、熟成が進む過程で、甕自体が醸し出す独特の風味が加わり、まろやかで個性豊かな味わいを生み出すことです。また、遠赤外線効果や甕から溶け出す無機物の触媒効果によって、熟成が一層促進されるとされています。さらに、金山蔵の坑洞内は年間を通して一定の気温が保たれ、焼酎の貯蔵・熟成に最適な環境です。この恵まれた条件が相まって、甕貯蔵による焼酎は唯一無二の味わいを生み出しているのです。
職人の技と最適な環境が生む、特別な本格芋焼酎を味わう
焼酎造りに最適な環境を誇る金山蔵で生まれた焼酎のひとつが「薩摩焼酎 金山蔵」です。すべての工程に職人のこだわりが詰まっており、さらに甕で貯蔵し、時をかけて熟成させることで、甘さと深みのある味わいが引き出されています。この焼酎は、甕という伝統的な貯蔵方法と、金山坑洞という自然の貯蔵庫が織りなす唯一無二の本格芋焼酎です。
陶器の日を記念して、あなたの特別な酒器で、他にはない特別な焼酎を楽しんでみませんか?
深く華やかな余韻が続く味わいを、ぜひ堪能してください。
Information
■記事内の商品
・薩摩焼酎 金山蔵
内容量:720ml
種類:本格芋焼酎
原材料名:さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)
麹:黄金麹
アルコール分:25%
【商品説明】
目覚めよ。黄金。
鹿児島県産「黄金千貫」使用、幻と呼ばれた「黄金麹(おうごんこうじ)で仕込み、金山坑洞内貯蔵によるほかでは真似できない焼酎つくりが特長で長期貯蔵した唯一無二の本格芋焼酎です。華やかな香りと深くまろやかな味わい、余韻をお楽しみ頂けます。
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