ぜんざい・おしるこの日本各地の違いを楽しもう
2月8日は「ぜんざい・おしるこの日」。ぜんざいとおしるこの魅力や日本の食文化の楽しさを伝えるために制定されました。
歴史ある日本の食べ物ですが、「ぜんざい」と「おしるこ」の違いは地域によって異なります。関西や九州では、こしあんを使ったものが「おしるこ」、つぶあんを使ったものが「ぜんざい」とされます。一方関東では、小豆あんで作った汁のあるものを「おしるこ」、汁気がなく白玉やお餅にあんこを添えたものを「ぜんざい」と呼ぶそう。一部の地域では、明確な区別がない場合もあり、それぞれの土地ならではの食文化の特色が感じられます。
「ぜんざい・おしるこの日」をきっかけに、自分の地域や日本各地の特徴を調べてみると、面白い発見があるかもしれません。
鹿児島から全国にファンを持つ郷土菓子「かるかん」の魅力
地域ごとの食文化を象徴するものとして、郷土菓子もそのひとつ。鹿児島を代表する郷土菓子「かるかん(軽羹)」は、自然薯(山芋)、砂糖、米粉(かるかん粉)、水を原料に蒸して作られる、白くふんわりとしたお菓子です。その誕生は、薩摩藩の第11代藩主であった島津斉彬の命によって明石出身の菓子職人が考案したといわれています。
長年、昔ながらのシンプルな生地に包まれたかるかんが愛されてきましたが、近年はあんを包んだ「かるかんまんじゅう」が注目されています。かつて、大名家で親しまれていたこともあり、現在も冠婚葬祭の贈答菓子として重宝されるほか、鹿児島のお土産としても人気を誇る銘菓です。
300年も愛される郷土菓子に、樫樽長期熟成の逸品「吾唯足知」を
鹿児島の伝統的な和菓子「かるかん」とともに楽しむ一杯をご紹介します。
鹿児島県産の黄金千貫芋を原料に白麹で仕込み、樫樽で3年以上長期熟成させた本格芋焼酎「吾唯足知」。熟成の過程で樫樽が織りなす、芳醇な香りと重厚でまろやかな味わいが特徴です。ロックで楽しめば、樽の香りが一層広がり、上品な甘味をもつかるかんと絶妙に調和します。和菓子と焼酎の新たな魅力を発見できるペアリングです。
ぜひ鹿児島の風土や歴史が紡いできた味わいの調和を堪能し、至福の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Information
■記事内で紹介した商品
●吾唯足知
内容量:720ml/1800ml
容器:瓶
原材料名:さつま芋(鹿児島県産)/米麹(国産米)
麹:白麹
アルコール分25%
【商品説明】
樫樽のなかで味わいを深めた長期貯蔵本格芋焼酎
鹿児島県産の黄金千貫芋を白麹で仕込み、常圧蒸留、長期樽貯蔵しました。
樫樽で3年以上長期熟成させることで、重厚でまろやかな味わいに仕上がりました。
ロックや水割りで、ゆっくりと樽の香りをお楽しみください。
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