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kinzangura dayori 金山蔵だより

2020/09/18

金山蔵だより # 104

自らを知り、新たな時代に向き合う

本格芋焼酎「吾唯足知」に込めた想い

 コロナ禍の外出自粛により、ご自宅で過ごす時間がコロナ前よりも長くなっているのではないかと思います。平日、ご家族が寝静まる時間にご自宅を出ていた長距離通勤族の方々にとっては、「通勤時間がゼロ」になったことにより、少しだけ家族時間が増えたのではないでしょうか。また、ZOOMやteamsなどのツールを活用したウェブ会議の導入により、社内外の効率的なコミュニケーション時間の効率化が図られ、より生産性の高い働き方を意識するようになったかと思います。

 不要不急の自粛要請により、「外出」に対する常識が覆ると共に、在宅時間自体も増えました。奇しくも生まれた新たな生活環境は、自分自身と向き合う時間にも繋がり、心との対話により、本当に必要なものが見えてくるきっかけにもなるのではと思います。今回の蔵だよりは、過去に例のない大きな変化に立ち向かうために、「自分にとって必要なものを知る」ことの大切さについてお話です。


「吾唯足知」(ワレタダタルヲシル)

 何やら難しい熟語ですが、「吾唯足知」とは、自分の欲望を際限なく満たすのではなく、自分にとって本当の意味で必要なもの(物事の本質)を知ることの大切さを説いています。この深い意味が込められた4文字は、世界遺産にも登録されている京都の龍安寺にある「知足の蹲踞(つくばい)」に彫られているものです。蹲踞は真ん中が四角形になっており、それを囲むように「五・隹・疋・矢」が刻まれています。蹲踞は水戸黄門としても知られる徳川光圀公から寄進されたものとして知られており、幸せとは心の充足度(お釈迦様の「知足の心」)の大切さを表現しています。

(龍安寺の蹲踞:つくばい)

本格芋焼酎「吾唯足知」

 「満足することを知っている人は貧しくても幸せであり、満足することを知らない人はたとえ金持ちでも不幸である」という教えが込められた「吾唯足知」は、焼酎蔵「薩摩金山蔵」の銘柄としても知られています。樫樽で3年以上長期熟成させることで、重厚でまろやかな味わいが特長です。「自分を見つめて、今を大切に生きてほしい」という想いが込められた本格芋焼酎です。

 情報やモノにあふれた社会で生きる私たちは、日々を生きることで精一杯になり、自分にとって本当に必要なものや物事の本質を捉えることのないまま、流されてしまいがちかもしれません。しかし、コロナ禍に生まれた「自分と向き合う時間」は、頭の隅に置きっぱなしの「考え事」に触れる貴重な機会なのかもしれません。


INFORMATION
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