「これほど1本1本にドラマのあるお酒はほかにはないんじゃないですか。贈る人から贈られる人への素敵な物語をもっていて、商品名の通りの福がくる焼酎だと思います。」
かつて薩摩藩の栄華を支えた串木野金山跡に建つ「薩摩金山蔵」。
その坑洞内は、紫外線が当たらず年間を通して気温が一定(約19℃)という、本格焼酎の貯蔵・熟成に適した環境になっています。この環境の中でお客様の焼酎を大切にお預かりして、ご指定の日にお届けする。そんな特別な焼酎が「熟成と共に福来たり」です。
これまで、薩摩金山蔵でのみ購入できたこの商品が、公式オンラインショップでもオープン1周年を記念して、購入できるようになりました。
人と人、人と蔵をつなぐ
金山蔵で長く勤め、多くのお客様と接してきた田渕明さんに、「熟成と共に福来たり」についてお話を聞きました。現在、坑洞の中で熟成の時を過ごしている「熟成と共に福来たり」は、3000本ほどあります。金山蔵の見学でトロッコに乗ると、この貯蔵している様子を見ることができ、ラベルに書かれた感謝の言葉や温かみのあるメッセージに共感して購入を決めるお客様も多いそうです。身近な人や家族などに、直接伝えるのは恥ずかしいけれど、届けたい想いは誰しも持っているもの。これはちょっとした驚きとともに、最高の笑顔になってもらいたいときの贈り物。
「青森県から新婚旅行で来られたご夫婦はご自身のものだけでなく、それぞれのお父様へプレゼント用として、感謝の気持ちなどを込めたラベルも作られました。記念日にはお父様もきっと喜んでくださったに違いありません」。
また、購入の際に渡される木札は、「熟成と共に福来たり」を預けている期間中はトロッコのフリーパスとなるため、節目のたびに訪れる人もいます。
「県外から社員旅行で来られた方でした。同僚に冷やかされながら奥様へのメッセージをラベルに書いていましたね。嬉しいことに後日、金山蔵をまた訪ねてくれたんです。この木札をもらったから家族で鹿児島に行きトロッコに乗ろうと、今度は奥様とお子様を連れてきてくださいました」
時間を超えた、福を招く贈り物
通常のお預かり期間は5年間。心温まるエピソードは枚挙にいとまがありませんが、中には20年という長期に渡ってお預かりしている焼酎もあります。
「家族旅行で来られたおじいちゃんから、お孫さんが20歳になったタイミングでお届けするようにお預かりしているものもあります。やはりお孫さんが生まれた喜びというのは、また特別なものなのでしょうね。お孫さんが時間を超えた贈り物を手にしたとき、きっと喜んでくれると思いますよ」。
家族へ、友へ、大切なあの人へ。そして未来の自分へ。
「熟成と共に福来たり」は、杜氏が伝統製法を用い、手造りで丁寧に仕込んだ、芋本来の甘さを楽しめる本格芋焼酎です。お預かりしている時間、坑洞内で貯蔵・熟成されることで、時を経て味わいがとてもまろやかになります。
感謝の気持ちを伝えたい人がいる。成長を願い、成人祝の宴席のために今できることがある。そのあふれる想いを、特別な焼酎とラベルに込めて…。ぜひ大切なあの人に、また未来の自分へのご褒美に、「熟成と共に福来たり」を贈ってみませんか?
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