季節は秋から冬へと駆け足で過ぎようとしています。朝方の澄んだ青空に映える紅葉にしみじみと美しさを感じ、夕方の陽光を浴びる町の風景に慌ただしさを感じるようになりました。
紅葉は最低気温が8度を下回るようになると色づき始め、昼夜の温度差が大きく日光がよくあたるところほど、美しい発色になるそうです。
いちき串木野市にある「薩摩金山蔵」周辺の山や木々も、秋が訪れたことに気づいたのか、少しだけ赤みを帯びたように感じられます。そして、薩摩金山蔵庭園内のカエデやシャラノキ、モクレンなどが、今しか見せない秋の装いを深めています。さらに冷え込む初霜の知らせが届くまで、この鹿児島の短い秋を楽しみたいものです。
鹿児島の“黄金”で作られた焼酎で秋の夜を
実りの秋を迎えたこの時期は、田園も里山も黄金色に染まります。時をさかのぼれば、金を産出し薩摩藩を支えた串木野金山をルーツに持つ薩摩金山蔵は、黄金にゆかりの深い場所。そんな鹿児島の“金”や“黄金”を表現した焼酎が「金山蔵 黄金麹仕込み 甕」です。
焼酎造りにおいて味わいや香りを左右するとても重要な原料である麹ですが、ここ薩摩金山蔵で生産される焼酎にのみ使われる貴重な麹があります。その名も黄金麹(おうごんこうじ)。黄金麹で造られた焼酎は華やかで甘い香りが特徴で、上品なまろやかさを存分に楽しめます。
▶薩摩金山蔵でのみ使用されている「黄金麴(おうごんこうじ)」
もちろん、主原料となるさつまいもも鹿児島県産の黄金千貫(コガネセンガン)。「薩摩金山蔵」「黄金麹」「黄金千貫」と“金”にこだわり、この地の魅力を詰め込み造られた焼酎を入れるのは、重厚感ある一升甕。お客様を招いての食卓ではもちろん、秋の夜長を一人楽しむための相棒にもふさわしい、風情のある黒色の甕です。
甕を開けたそばから広がる芳醇な香りを楽しんだら、桐の柄杓ですくって、お気に入りのお猪口でちびちびと。度数36%の原酒だからこそ感じられる、芋焼酎ならではの甘さやふくよかさを、ロックやストレートでまずはしみじみと味わうのが甕入り焼酎の作法かもしれません。もちろん、お湯割りや水割りでも、このまろやかさを贅沢に堪能できます。
大切なあの方への贈り物にも
お世話になったあの人へ、大切なあの方へ。暮れのご挨拶にもふさわしい、上品な桐箱に収められた「金山蔵 黄金麹仕込み 甕」を贈ってみてはいかがでしょう。
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