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kinzangura dayori 金山蔵だより

2014/10/23

金山蔵だより # 09

カブト釜式蒸留の話

明治時代に姿を消した幻の『カブト釜式蒸留器』の謎に迫る!

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木でできた大きな樽のような物体。これは一体?実はこれ、焼酎の蒸留器なんです。今回は、今ではほとんど使われていないと言われる貴重な蒸留器、その名も『カブト釜式蒸留器』についてのお話です。


少しずつ丁寧に。それが『カブト釜式蒸留』。

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ところで蒸留器の仕組みはご存じですか?まずはもろみを蒸留器に移し、そこに蒸気を吹き込んで沸騰させます。沸騰した成分には焼酎の香味成分とアルコールが含まれており、蒸留器の上部に水を張った部分で冷やされ、液体となり、焼酎として垂れ口から出てくるという仕組み

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こんなふうに蒸留して、蒸留器から最初に出てきた少量の焼酎を「ハナタレ」、次いで出てくる焼酎を「本留」といいます。本格焼酎のアルコール度数は25度程度が一般的ですが、蒸留後の原酒は約37度です。この後、ろ過を経て、静かに熟成させていきます。

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ずっしりとした佇まいの男らしい蒸留器ですが、取り扱うのは女性杜氏。お互いの息がぴったり合って美味しい焼酎が生まれます。

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ステンレスの蒸留器のように一度に大量の焼酎をつくることはできないけど、金山蔵の女性杜氏たちが昔ながらのカブト釜式蒸留器で少しずつ丁寧に蒸留した『熟成と共に福来たり』、ぜひお試しあれ!

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