雄大な自然の中で
霧島国際音楽祭は、1980年にヴァイオリニストゲルハルト・ボッセにより初開催された、歴史あるコンサートです。
世界各地で活躍するアーティストが1度にここ鹿児島の地に集います。2週間に渡り音楽の祭典が行われ、霧島の街が、また、鹿児島が素敵な音色に包まれます。
焼酎蔵で世界を巡る
毎年恒例の、薩摩金山蔵コンサート。今年は、7月22日金曜日に開催されました。
今年のアーティストは、ピアニストの三舩優子さん。クラシック音楽だけでなく、ミュージカルや映画音楽を演奏。ドビュッシー、ショパン(フランス)やバーンスタイン(ドイツ)、ガーシュウィン(アメリカ)等、世界各国を、ピアノの旋律によって巡ります。
三舩さんは、幼少期にニューヨークで育ち、桐朋学園大学を首席で卒業。第57回日本音楽コンクール第1位を受賞するなど人気のアーティスト。全11曲の演奏の後、最後はマンシー二の「酒とバラの日々」で締めくくられました。
未来のトップアーティスト、ここに?
第2部は、地元・いちき串木野の小さな音楽家の登場です。
昨年も出演頂いた、照島小学校音楽部の皆さんの歌声からスタートです。小さな体から、大きなエネルギーを感じます。
続いて、串木野高校吹奏楽部の皆さん。皆さんも馴染みのある、童謡「ふるさと」を奏で、会場の皆さんと歌い、空気が一体となりました。
また、第2部ではお食事や焼酎も皆さんに楽しんで頂きました!音楽を楽しみながら、美味しい焼酎に舌鼓を打つ・・・とっても贅沢な時間です。
最後は、鹿児島国際大学音楽部を卒業、霧島国際音楽祭のマスターコースを受講し現在フルート奏者として活動中の中夷雲母さんの登場です。ご自身の霧島国際音楽祭ゆかりの音楽で締めくくります。
なんとピアニスト・三舩優子さんは、大の焼酎好き!いつも、私たちのグループの商品、芋焼酎「海童」を飲んでくださっているのだそうです!
今回出演した小さな音楽家たち・・・三舩さんのパワーに引きつられ、「いつもよりも上手に演奏できた!」と大満足。
金山コンサートで演じた子どもたちが、トップアーティストとして霧島国際音楽祭で華麗な演奏を繰り広げる・・・。そんな素敵な未来に想いを馳せながら、焼酎に酔いしれた夏の一夜となりました。