来る2018年、明治維新150周年の節目に始まる大河ドラマが、鹿児島のヒーロー・西郷隆盛を主人公にした「西郷どん」に決定いたしました。
「敬天愛人―天を敬い、人を愛し続ける」を胸に、人を・故郷を・国を・民を愛した男。西郷の生きた時代は、どのような時代だったのでしょうか。
「維新の三傑」西郷隆盛
写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
西郷隆盛といえば、「明治維新」の際に活躍した人物として有名です。大久保利通・木戸孝允とともに「維新の三傑」と称されています。
江戸時代、薩摩藩主・島津斉彬に才能を見出され、薩摩藩の革新と成長に大きく貢献。その後も、薩長同盟や王政復古を主導し、戊辰戦争では倒幕軍の総大将として維新の中心的存在となりました。
幕末の混沌とした時代に、「敬天愛人」を体現し、命を奪い合う世の中で、「江戸城無血開城」を成し遂げた男。西郷隆盛は、時を越え、場所を超え、多くの人に愛されています。
明治維新と薩摩金山蔵
写真提供/三井串木野鉱山株式会社
さて、私ども「薩摩金山蔵」は、旧串木野金山跡地に位置する蔵です。17世紀半ば、島津光久公が薩摩藩の二代目藩主であった時代に、その鉱脈は見出されました。最盛期には約7,000人もの男たちが採掘に従事し、世界有数の産金量を誇った「串木野金山」。その豊かな産金がもたらす資金力は、幕府からの度重なる普請命令に困窮していた薩摩藩の財源を力強く支え、さらにはその後の明治維新の大きな原動力となり、日本の近代化に大きく貢献ました。
薩摩金山蔵は、そんな歴史ある地で「本格焼酎」造りを行なっていますが、薩摩人の情熱と技・思いは当時と変わりません。皆様に美味しい焼酎を、そして薩摩の歴史・伝統・文化を継承していくため、今日も精魂込めて焼酎造りに勤しんでいます。
唯一無二の物語(ストーリー)―大河ドラマ「西郷どん」に迫る
明治維新を支えた、ここ薩摩金山蔵で、来る2017年3月12日に、鹿児島県立図書館長の原口泉氏(薩摩金山私学校 学長)を招き、「西郷隆盛」について講演を行います。原口先生が、軽妙な語り口で、ユーモアを交えながらわかりやすく教えてくれます。皆様、この機会に是非お越し下さい。
○ 薩摩焼酎金山蔵 発売2周年記念講座
唯一無二―NHK大河ドラマ「西郷どん」に迫る
日時:2017年3月12日(日) 受付14:30~ 講座:15:00~17:00
※講座終了後(17:00~18:00)、軽食や本格焼酎・ソフトドリンクをご用意しております。皆さんでご歓談の時間をお楽しみください。原口先生も参加されますよ。
講師:薩摩金山私学校 学長 原口 泉
料金:3,000円(税込)
定員:100名 ※人数に達し次第、受付終了とさせていただきます
お申し込み先:薩摩金山蔵私学校事務局 0996-21-2110 (10時~17時/火曜定休日)
※詳細については随時お知らせいたします!