全国には数多くの清酒の銘柄があります。その土地の気候や風土を生かし、清酒造りを行う蔵元は大小さまざまです。当蔵が約7年前に清酒造りを開始し、焼酎王国鹿児島においては約40数年ぶりの清酒復活となりました。
薩摩の清酒「薩州正宗」に込められた思い
当蔵には、焼酎蔵が醸し出す薩摩の清酒「薩州正宗」があります。高品質の米・米麹・いちき串木野の冠嶽伏流水で仕込み造られた清酒です。それぞれ純米酒、純米吟醸酒、大吟醸酒の3種類があります(大吟醸酒は数量限定販売)。
この「薩州正宗」という商品名は、発売する際に一般公募し、約7,000を超える案が集まりました。数ある案の中から、審査の結果決定したものです。これは、鹿児島・薩摩を意味する「薩州」と、縁起のいい言葉や清酒の代名詞ともいえる「正宗」を組み合わせた唯一無二の名前です。まさに、焼酎王国鹿児島で造られる清酒ならではです。日本が世界に誇れる蒸留酒である本格焼酎造りと、清酒造りをともに極めていくことで、他にはない唯一無二の「薩摩金山蔵」を世界へ発信してきたいという思いが込められています。150年前、明治時代に若き志士たち・薩摩藩英国留学生がイギリスへ旅立った地、いちき串木野市(羽島)で造られる國酒「本格焼酎」「清酒」を先人たちに思いを馳せながら味わうのもいいものです。
2012年9月23日に行われた「薩州正宗」命名式の様子
蔵限定の生貯蔵はいかがですか？
当蔵では、蔵元ならではの清酒・薩州正宗の「生酒」を楽しむことが出来ます！「生酒」とは、通常、清酒をつくる過程で行われる加熱殺菌処理を一切行わずに、搾りたてのお酒です。「生酒」と飲み比べてみるのも楽しみ方の一つですね♪1本1本想いを込めて仕込んだ、フルーティで軽やかな薩摩の清酒「薩州正宗」を是非お楽しみください。
数量限定の大吟醸酒も。
「薩州正宗」は、通常、純米酒と純米吟醸酒を造っておりますが、数量限定で大吟醸酒も製造、販売していますよ。酒造好適米の代表ともいわれる兵庫県産「山田錦」を使用し、繊細で華やかな味わいとなっています。焼酎蔵から生まれた清酒を未体験の方、フルーティな味わいがお好きな方など、多くの方に味わっていただければと思います。
●清酒 薩州正宗 大吟醸酒
※2025年2月より終売となりました。
■お問い合わせ先：
焼酎蔵 薩摩金山蔵
TEL 0996-21-2110(10：00～17：00、火曜定休)
