PRESS RELEASE
| 供給不足が続く炭酸ガス市場の救世主に! 世界初※焼酎製造の発酵工程由来のCO2からドライアイス製造成功 ㈱カーボンクライオキャプチャー独自の回収技術の第一号モデルパートナーとして 実証実験に参画 |
濵田酒造株式会社は、株式会社カーボンクライオキャプチャー(本社:茨城県つくば市、代表取締役:一ノ瀬 泉)、国立大学法人 鹿児島大学(南九州・南西諸島域イノベーションセンター:センター長 藤枝 繁)と共同で研究に取り組んでおりましたが、このたび、カーボンクライオキャプチャーの第一号モデルパートナーとして、濵田酒造「傳藏院蔵」(鹿児島県いちき串木野市西薩町)に設置されたドライアイスの製造プラントにて、焼酎製造の発酵工程由来(植物由来)のクリーンなCO2から高純度のドライアイスの製造に成功しました。
当社は、供給不足が続く炭酸ガス市場へ、地域資源として有効活用が期待できる焼酎製造の発酵工程由来(植物由来)のクリーンなCO2の新たな供給システム構築に向け、これからも共同で実証実験に取り組んでまいります。
※焼酎製造の発酵工程由来 CO₂を活用したドライアイス製造実証として記載(株式会社カーボンクライオキャプチャー調べ)

【背景】
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、CO2の回収・削減に対する関心が高まっていますが、回収したCO2を継続的かつ経済合理性のある形で利活用できている事例は、まだ限定的です。
実際、CO2を原料とするドライアイスは、食品、物流、医療、研究など幅広い分野で利用されている一方、原料となる CO2の供給設備の老朽化や生産体制の縮小などを背景に、国内での安定供給が課題となっています。
また、当社では、「次へつなぐ。自然を、人を、伝統を。」を掲げ、持続可能な共生社会の実現を目指し、多くの関係者の皆さまと共に様々なサステナビリティ活動に取り組んでいます。
こうした背景のもと、株式会社カーボンクライオキャプチャー、国立大学法人 鹿児島大学と合同で知見を持ち寄り、地域資源として有効活用が期待できる焼酎製造の発酵工程由来(植物由来)のクリーンなCO2に着目した実証実験で、ドライアイスを製造することに初めて成功しました。今後は、ドライアイスの品質評価及び経済性について、共同で検証を進めてまいります。
【本プロジェクトにおける役割】
1)株式会社カーボンクライオキャプチャー:CO2回収・ドライアイス製造プラントの設計、開発及び安定運転
●代表取締役 一ノ瀬 泉

ドライアイスは国内で年約30万トン生産され、冷凍食品の宅配や医薬品の保存など、さまざまな場面で使われています。しかし、近年は原料の液化CO₂が不足し、輸入が増えているのが課題です。本実証プラントでは焼酎由来の環境にやさしいクリーンなドライアイスを製造・販売し、その事業性を検証します。本取り組みを通じて、未活用のCO₂を価値ある資源へ転換し、地域内活用や安定供給に貢献したく、皆さまのご協力のもと、これからも強く事業を推進してまいります。
2)濵田酒造株式会社:実証フィールドの提供、発酵工程由来のCO2の供給、実証評価
●代表取締役社長 濵田 光太郎

当社では、「次へつなぐ。自然を、人を、伝統を。」を掲げ、地域や協力会社の皆様、そして従業員と共に様々なサステナビリティ活動に取り組んでまいりました。
そして、今回、カーボンクライオキャプチャー・鹿児島大学と合同で、さつまいもや麦、米といった植物を主原料とする焼酎製造発酵工程由来のクリーンなCO2を地域の有効資源ととらえ、供給不足が続く炭酸ガス市場に地域循環型のドライアイスを供給すべく実証実験がスタートしたことは、大変意義深いと考えます。本日を契機に、さらなる実証実験による検証を進めるとともに、これからも持続可能な共生社会への実現に向け、当社の事業活動を通じて、①自然との共生 ②人と社会との共創 ③伝統と文化の継承 に取り組んでまいります。
3)国立大学法人 鹿児島大学:発酵プロセス等に関する技術的助言、地域連携支援
●南九州・南西諸島域イノベーションセンター センター長 藤枝 繁

鹿児島大学は、「進取の気風にあふれる総合大学」を目指し、地域課題に応える社会貢献、産学連携の推進に取り組んでおります。そして当センターでは「大学の知の最大限化」をミッションとし、基礎研究支援から地域連携、さらには研究成果の社会実装に至るまで、一体的かつシームレスな支援を行っております。この度、濵田酒造、カーボンクライオキャプチャーと連携し、共同研究に参画することでクリーンなCO2から高純度のドライアイス製造の実現に貢献できました。この取組が、供給不足が続く日本の炭酸ガス市場の救世主になることを期待しております。今後も本事業のさらなる成功に向け、技術的支援を継続してまいります。
【株式会社カーボンクライオキャプチャー】
「革新的な CO2吸収材・プラントによって、日本のエネルギー安全保障を支える」 をミッションに掲げ、独自のガス分離技術を活用し、未活用資源を価値ある資源へ転換する技術開発・事業化に取り組むスタートアップです。高濃度CO₂の回収・資源化をはじめ、バイオガスや天然ガス資源等への適用を視野に、環境価値と経済価値を両立する持続可能な資源循環モデルの構築を目指しています。
■代表者:代表取締役 一ノ瀬 泉
■所在地:茨城県つくば市竹園一丁目6番地2・901棟405号
■ホームページ:https://carbon-cc.com


