第24回「いちき串木野新酒まつり」実施レポート

毎年秋に開催する「いちき串木野新酒まつり」を、11月11日（土）、12日（日）に開催いたしました。

年に1度、地域や全国のお客様に、日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて、「新酒」をふるまう場として、「いちき串木野新酒まつり」を開催しております。2020年、2021年はオンラインでの開催でしたが、昨年は3年ぶりとなるリアル会場でのイベントを実施し、今年は4年ぶりに新酒のふるまいも復活しました。限定酒とグルメのペアリングやステージイベント、ワークショップなど大いに盛り上がりをみせ、約3800名のお客様にご来場いただきました。

■限定酒販売

人気の「新酒 初蔵仕込」や「蔵出し秘蔵酒」など、今しか味わえない蔵元自慢の焼酎やリキュールを販売しました。今年の新酒は、挽きたてのコーヒーや香ばしい煎餅のような香りが特徴で、多くのお客様にお買い上げいただきました。また、毎年恒例の「LABOシリーズ」も好評で、今年は、ピンクグレープフルーツのような香りの「ボタニカル系麦焼酎」、抹茶菓子のような「和風リキュール」、果実感のあるフレッシュな「本格梅酒」を販売しました。
※「LABOシリーズ」とは、2019年に「新酒まつりの限定商品および新商品開発に対する知見を顧客から得るためのプロトタイプ商品」をコンセプトに、商品開発研究室の試作段階の酒質を商品化し販売する企画です。
※在庫があるものに関しては、今後ECサイトで再販予定です。

■蔵元Bar

500円で3杯飲めるチケットを販売し、本格芋焼酎「だいやめ～DAIYAME～」やボタニカル系麦焼酎「CHILL GREEN」など蔵元いちおしの商品をハイボールやカクテルにして提供しました。リキュール「焼みつき芋」を牛乳で割るカクテルは、普段お酒を飲まないお客様にも「飲みやすい」と好評でした。

■テイスティングカウンター

500円で焼酎やリキュール・清酒など、当社の3蔵が造る多種多様な商品ラインナップ10種類を試飲していただきました。お客様から商品に対するフィードバックを直接得ることができる貴重な機会となり、「清酒も造っているんですね」「新商品（うかぜ）初めて飲みました」と認知を広めるきっかけとなりました。

■五感で感じる蔵見学＆クイズラリー

「焼酎蔵 薩州濵田屋伝兵衛」で、ご自身で自由に探索していただく蔵見学と、普段は入ることができない場所で、櫂入れ体験や木桶蒸留器の蒸留の様子を間近で見るなど、杜氏体験をしていただける特別コースの蔵見学を実施しました。また、会場内では当社の歴史や焼酎に関するクイズにご回答いただく、景品付きのクイズラリーも実施し、焼酎に対する理解を深めていただく企画となりました。

■伝兵衛新酒のロウ付け体験

創業の蔵「伝兵衛蔵」で仕込んだ新酒をお買い上げいただいたお客様に、自らボトルに赤いロウを付け、封蝋していただくロウ付け体験を開催しました。昨年リニューアルしたばかりの木桶蒸留器で造る「伝兵衛新酒」は、華やかな甘い香りと濃厚な味わいが特徴です。杜氏が目の前で瓶詰めを行い、自分だけの特別な1本を創っていただきました。

■海童ブレンド体験

個性豊かな海童シリーズを自分好みの配合でブレンドし、オリジナルの海童を創ることができるワークショップを実施しました。ブレンドで味わいや香りが変わる焼酎の奥深さを体感していただき、ラベルデザインも自ら行っていただくことで、世界に１本だけの海童を創っていただきました。

■ステージイベント

豪華景品が当たるお買い上げ抽選会や地元「神村学園」のチアリーディングショー、吹奏楽団による演奏など会場を盛り上げるステージイベントを実施しました。

当社はこれからも本格焼酎の魅力を消費者の皆様にお伝えし、感謝を感動の一杯に込めて、「本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ」の実現に向けて、邁進いたします。