梅雨のジメジメを吹き飛ばす、暑気払いの知恵と工夫
6月に入り、町のあちこちで美しく咲く紫陽花を見かける機会が増えました。しかしながら、この季節に気になるのが「梅雨」ですね。気温とともに湿気も増し、ジメジメとした暑さが身を包み、気分もどんよりしてしまうこともあります。そんな時こそ、「暑気払い」を行いましょう。
「暑気払い」とは、その名の通り、夏の暑さを払いのけることを指します。日本では古くから、暑さをしのぐためにさまざまな方法が取られてきました。
例えば、風鈴の音や打ち水による冷やし効果を楽しむことで、心身をリフレッシュさせることが挙げられます。また、体温を下げる効果のある飲み物や食べ物を摂取することも一般的です。現代でも、冷たい飲み物で体をひんやりさせることが多いですが、江戸時代では「本直し」という飲み物がよく飲まれていたそうです。
かつて高級酒としても人気を博していた「みりん」の魅力
今では調味料として使われる「みりん」。もともと飲み物としてつくられていたことをご存じでしょうか。みりん(本みりん)の原料は、もち米・米麴・焼酎(醸造アルコール)。戦国時代には、ほのかな甘みをもつ珍しいお酒として、上流階級の間で高級酒として親しまれていたそうです。その独特の風味が贅沢なひとときを求める人々を魅了していたのです。
さらに時が進むと、この甘い味わいが女性たちの間で大変な人気を博しました。みりんは時代とともにその用途が広がり、料理や菓子作りの隠し味としても使われるようになりました。現代では、その甘味とコクが料理に深みを与える優れた調味料として広く浸透しています。
「黄麹仕込 伝」×「みりん」で歴史ある本直しを再現
江戸時代にみりんは焼酎と合わせたカクテルとして楽しまれていました。暑い日には、井戸などで冷やして飲むのが定番。江戸では「本直し」、上方では「柳蔭(やなぎかげ)」と呼ばれ親しまれていたそうです。今ではあまり目にすることのない飲み方ですが、「本直し」を試してみませんか?
みりんに合わせるのは、「黄麹仕込 伝」。杜氏の研ぎ澄まされた感性と技術を感じることのできる、黄麹で仕込まれた本格芋焼酎です。あわせるみりんとの割り方はお好みでOK。迷ったときは、1:1がおすすめです。
事前に「黄麹仕込 伝」をキンキンに冷やし、そこにみりんを加えることで、キレのある焼酎の味わいにコクのある甘味がバランスよく合わさった、より飲みやすい味わいが楽しめます。
※焼酎はもちろんですが、みりんもアルコールが含まれているため、甘さの割にアルコール度数は高めです。
これからの季節を快適に過ごせるよう、今年は本直しで暑気払いをしてみてはいかがでしょうか。
Information
■記事内の商品
●黄麹仕込み 伝
内容量:1800ml/720ml/300ml
容器:瓶
原材料名:さつま芋(鹿児島県産)/米麹(国産米)
麹:黄麹
アルコール分:25度
【商品説明】
鹿児島県産の黄金千貫芋を黄麹で仕込みました。
甕仕込み・木桶蒸留・甕貯蔵の伝統製法にこだわった本格芋焼酎です。
柔らかな飲み口と、洗練された潤いのある後口が楽しめます。
研ぎ澄まされた焼酎を五感でお楽しみ下さい。
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