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伝兵衛蔵2024.07.26

伝兵衛蔵だより#151

8月18日は「米の日」。焼酎造りに欠かせない米の役割とは

日本の食生活や文化に深く根付いているお米

 8月18日は「米の日」。その由来には諸説ありますが、米を作るには八十八の手間がかかると言われ、米の漢字を分解すると八・十・八になるという説を聞くと納得します。
 日本に稲作が伝わったのは縄文時代の終わりの頃。そこから何千年もの間、私たちの生活を支えてきました。米は食べ物としてだけでなく、日本の慣習や儀礼にも深く関わっており、今でも日本各地で田の神に豊作を祈り、感謝する祭りが行われています。
 さらに米は、焼酎造りには欠かせない米麹を造る重要な材料です。米麹は、芋や麦などの主成分であるデンプンを糖に分解する働きを持ちます。そして麹菌が分解した糖を酵母が養分にし、アルコールが作られていくのです。


杜氏の熟練した技術と経験が光る、米麹の製造工程

 

 焼酎造りに欠かせない米麹には、杜氏による熟練の技術が詰まっています。では、どのような工程を経ているのでしょうか。
 まず、原料となる米を洗い、吸水させ、蒸していきます。その後蒸しあがったものをゆっくり冷やしていきます。そして麹をつくる作業へ。蒸したお米に、麹菌を繁殖させた種麹を振りかけていくのですが、種麹をどの段階で混ぜるかは、蒸米の温度や湿度、質感に応じて杜氏の熟練の経験から判断されます。このような工程を経て、焼酎造りの要となる米麹が出来上がります。

 


米の魅力がつまった本格米焼酎「長期甕貯蔵 兼重源酒(米)」


 焼酎は、芋や麦などさまざまな原料から造られますが、米から造られるのが「米焼酎」。日本人になじみ深い「米」で造られていることから、口当たりの良さに定評があります。「長期甕貯蔵 兼重源酒(米)」は、米を白麹で仕込み、減圧蒸留して最初に得られる「初留取り(はなたれ)」を長期甕貯蔵した本格米焼酎。おすすめのストレートやロックで飲むと、濃厚な口当たりを感じながら熟成された米の香りとふくらみのある甘みが広がります。
 米の日には、米焼酎で一杯楽しみながら、お米を存分に堪能する1日にしてみてはいかがでしょうか。


Information


■記事内の商品
●長期甕貯蔵 兼重源酒(米)

長期甕貯蔵 兼重源酒(米)


内容量:500ml
容器:瓶
原材料名:米(国産米)/米麹(国産米)
麹:白麹
アルコール分:43度

【商品説明】
米の香りとふくらみのある味わい
長期甕貯蔵した本格米焼酎
米を白麹で仕込み、減圧蒸留しました。
蒸留するときに最初に出てくる「初留取り(しょりゅうどり、『はなたれ』とも)」を長期甕貯蔵した希代の本格米焼酎です。
アルコール度数43度。濃厚な口あたりと共に、熟成された米の香りと甘みをお楽しみください。

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