明治元年の創業以来、鹿児島県市来にて、140年余りに渡り伝統の製法をはじめ、本格焼酎づくりへの思いを大切に受け継いできた伝兵衛蔵。そんな伝兵衛蔵の本格焼酎づくりをさらに進化させた最高級プレミアム芋焼酎が2003年に誕生しました。古(いにしえ)の七つのこだわりから生まれたプレミアム芋焼酎『なゝこ』。今回はその究極のこだわりと味わいについてご紹介しましょう。
七つのこだわりから生まれたプレミアム芋焼酎。
「本物志向の焼酎ファンに飲んでもらいたい」そんな願いが込められて生まれた『なゝこ』。杜氏は、まず自分が考えた「極上のプレミアム芋焼酎」のイメージに近づけるため、その味わいや香りを実現させることのできる素材を吟味しました。そして辿り着いたのが、現存する日本最古の黄麹菌「アスペルギルス・オリゼー」。現存する初代分離清酒酵母「サッカロマイセス・サケ」。さらに、原材料には、農薬を使わず手間隙かけた有機栽培による「黄金千貫」と有機米。霊峰「冠岳」の伏流水を使うという徹底したこだわりでした。
プレミアム焼酎づくりの製法はといえば、伝兵衛蔵伝統の甕仕込み、甕貯蔵、復元した杉木桶による木桶蒸留。杜氏による手づくり。最高の原料と最高の製法という七つのこだわりによって、芋の存在感溢れるどこにもないエレガントな品質の芋焼酎が誕生しました。しかし『なゝこ』は、古代の酵母、麹菌など、はじめて使用するものばかりでした。「昔の酵母、麹菌は繊細であり、管理に非常に苦労しました。酵母は泡有酵母なので泡が発生したり、麹菌は立ち上がりが遅く、つくりにくかった。試行錯誤し、何とかうまくつくれるようになりました」と、杜氏の福山さんは言います。
information
2014古式有機原酒なゝこ 〉詳しくはコチラ
容量:720ml
度数:37%