「お屠蘇(とそ)」と聞くと「お正月に飲むお酒」というイメージがありますが、一年のはじまりの縁起物とされ、無病長寿を願いお屠蘇を飲む習わしの由来はご存じでしょうか。若い世代によっては「聞いたことはあるけど、飲んだことがない。」と言ったように習慣や由来までを知らない方も少なくないようです。
歴史は中国「三國志」の三国時代から
三国時代、「華陀(かだ)」という名医がいました。
彼の豊富な薬学の知識と医療技術は民衆たちから「神医」と呼ばれ、その噂から魏の武将であった曹操の侍医となりました。その華陀が、数種類の生薬を調合し、お酒に浸して飲んだのがはじまりとされ、「邪気を払い(屠る)、心身を蘇(よみがえ)らせる」ところから「屠蘇」と言われています。この習慣が平安時代に中国から伝わり、嵯峨天皇の時代に宮中のお正月行事の一つとして、お屠蘇を飲む習慣が日本でも定着したと言われています。
お屠蘇に含まれているもとは、そしてその作用
お屠蘇の気になる中身ですが、製造元によって多少の違いはありますが、主に山椒、防風、桂皮、桔梗、白朮などの薬草が調合されており、こちらは「屠蘇散」として市販で購入することができます。これらの生薬には、胃の動きを活発にする・身体を温める・抗菌作用・抗炎症作用・利尿作用などあるとされています。
お正月は、おせち料理に美味しいお酒と食べすぎたりするものです。
また、寒さで風邪を引きやすくなる時期でもあることから、「お屠蘇」は飲んで胃腸を健やかにして体を温めることから風邪予防にもなるのではないでしょうか。くれぐれも食べすぎ、飲みすぎには注意し、たのしいお正月を過ごしましょう。
一年のはじまりの特別な日に、特別なお酒で「お屠蘇」を作りませんか
「薩州正宗 大吟醸酒」は、最高級の酒造好適米である「山田錦」を38%まで磨き、鹿児島県いちき串木野市の霊峰・冠岳の伏流水で丁寧に造った大吟醸酒です。青リンゴやパイナップルを連想させる華やかな香りとキレよくすっきりした甘みのある味わいに仕上がっています。
霊峰・冠嶽には、秦の始皇帝の命令により、不老不死の妙薬を求めて冠岳にたどり着き、五穀豊穣をもたらした「徐福伝説」があります。
家族や大切な方の健やかな一年を祈願して、元旦は特別なお酒で「お屠蘇」を飲みませんか。
「薩州 正宗大吟醸」はオンラインショップ「shochu.life」にてご購入いただけます。年末年始のおうち時間は、濵田酒造グループの清酒や本格焼酎でおたのしみください。
INFORMATION
◆【薩摩の清酒】薩州正宗大吟醸720ml
最高級の酒造好適米である「山田錦」を38%まで磨き、鹿児島県いちき串木野市の霊峰・冠岳の伏流水で丁寧に造った大吟醸酒。
4,070円(税込み)
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◆焼酎蔵が醸す、薩摩の清酒
焼酎王国鹿児島においては約40数年ぶりの清酒が復活。「薩州正宗」に込められた思いをご紹介しています。
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