PRESS RELEASE
「薩州 ジン プレミアムクラフトスピリッツ 」2023年7月上旬より出荷
~世界的に伸長するジン市場へ本格芋焼酎ベースのプレミアムクラフトジンを提案~
世界的に伸長するジン市場を視野に開発した「薩州 ジン プレミアムクラフトスピリッツ」を、2023年7月上旬より、アジア(中国・台湾・香港・シンガポール等)・欧州(イギリス・フランス等)・米国を中心に順次出荷いたします。(※現時点で国内一般販売の予定はございません。)
近年、ジン市場は世界的に成長しており、2021年に140億米ドル、年平均約7%で成長するとされており、今後も更に拡大していくと予想されています。
特に、原材料・製法・産地などに強いこだわりをもってつくられるクラフトジンの人気が高く、その中でもより付加価値があり高品質なプレミアムクラフトジンへのニーズが拡大しています。また、そのような背景から柚子や山椒、お茶、桜葉など、日本ならではのボタニカルを使ってつくられるジャパニーズクラフトジンにも注目が集まり海外への輸出が伸長傾向となっています。
そのように世界的に伸長するジン市場に対し、当社は1868年の創業以来、伝統を守り技術を研鑽しながら事業の核として製造している日本の伝統的蒸留酒「本格焼酎」を用い、新たなクラフトジンを開発しました。焼酎づくりに欠かせない「麹」が織りなすフルーティーで香味豊かな本格芋焼酎と和素材のボタニカルが絶妙に調和し、カクテル作りの可能性をさらに広げる酒質に仕上がっています。常に創造性を探究する世界中のバーテンダー・ミクソロジストやスピリッツ・ファンにとって驚きの出逢いとなる日本発の新たなプレミアムクラフトスピリッツです。トップからフィニッシュに至るまで鹿児島らしさ日本らしさを感じさせる香りと味わいをお楽しみください。
当社はこれからも本格焼酎の魅力を消費者の皆様にお伝えし、感謝を感動の一杯に込めて「本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ」の実現に向けて、邁進いたします。
【ピュアな果実感と麹の旨味。「薩州 ジン」:造りのこだわり】
日本の伝統的蒸留酒である本格芋焼酎をベーススピリッツに、ボタニカルの特徴を最大限に引き出すため2種類の製法で原酒を製造。絶妙なバランスでブレンドし仕上げました。キーボタニカルに、いちき串木野特産品である柑橘「サワーポメロ」と、サクラチップ、よもぎなど和素材のボタニカルをアクセントにブレンド。ジュニパーベリー由来のウッディなトップフレーバー、柑橘由来の爽やかなミドルフレーバーと続きラストは和素材の甘くふくよかな余韻が広がります。クラシカルな味わいの中にも和の印象を残す上品なジャパニーズクラフトジンです。マティーニやネグローニなどのジンベースのツイストカクテルにお勧めです。
「薩州 ジン プレミアムクラフトスピリッツ」ブランドサイト
日本語版:https://www.hamadasyuzou.co.jp/global/jp/sasshu_gin/
英語版:https://www.hamadasyuzou.co.jp/global/en/sasshu_gin/
(商品概要)
【商品名の由来とボトルデザインに込めた想い】
薩摩(鹿児島県西部地域)の別称「薩州」をブランド名に、モノトーン基調に世界に挑戦する堂々とした佇まいとオーセンティックでオリジナリティあるデザインに。
スタイリッシュなボトルは、日本古来の大和比で構成されたバーニッシュカットで表現。磨き抜かれた繊細なイメージは、人が自然と美しいと感じる比率「黄金比」に由来します。ボトル下部のカットは、オーセンティックなバーシーンをイメージしたロックグラスを表現。さらにラベルデザインは、モノトーンで品のあるシルバーの色調に鹿児島のシンボル「桜島」をデザインし、薩州らしさを表現しています。
【濵田酒造について】
鹿児島県いちき串木野市で1868年に創業した弊社は、現在、伝兵衛蔵・傳藏院蔵・金山蔵という3つの蔵を有し、各々の蔵が「伝統」「革新」「継承」という弊社の核となる焼酎づくりの理念を体現しています。日本の伝統的蒸留酒として、伝統の味を守るだけではなく、本格焼酎の新しい可能性を探求し、日々挑戦し続けています。
濵田酒造グローバルサイト
日本語版:https://www.hamadasyuzou.co.jp/global/jp/
英語版:https://www.hamadasyuzou.co.jp/global/en/
【FSSC22000取得について】
お客様にさらなる安心安全な商品をお届けするために、主力工場である傳藏院蔵(でんぞういんぐら)において、世界最高水準の食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000の認証を2018年に焼酎王国※鹿児島県の焼酎メーカーで初めて取得しました。 ※焼酎蔵数112は日本全国一。
【環境保全への取り組み】
傳藏院蔵では、焼酎粕をメタン発酵させてバイオガスを取り出し、ボイラーの燃料として活用。さらに家畜の飼料や堆肥の原料などにも利用しています。また、年1パーセントの省エネを実施し、LED照明の切り替えや重油からLNGへの燃料転換も積極的に行っています。さらに原料を蒸す工程では省エネ型蒸気システムを導入し、従来の4割減の低蒸気を実現。環境保全においても「革新」を目指し、今後もふるさとの未来のために取り組みを続けてまいります。
【鹿児島の風土と焼酎】
九州地方南端に位置し、薩摩半島・大隅半島のふたつの半島と多くの離島を有します。気候は温帯から亜熱帯に至り,平均気温約19℃と温暖な気候に恵まれ、良質な農産物が収穫できる条件が整っています。また、県全土が火山灰堆積物に覆われ、およそ半分は火山灰のシラス台地となっており、自然ろ過装置として働き、清冽な水を生み出します。薩摩焼酎は、スコッチウィスキーやボルドーワインにならび、WTOより産地指定を受けています。本格焼酎とは、500年の歴史を持つ日本固有の蒸留酒。風味の決めてとなるさつま芋、米、麦、黒糖などの原料と発酵に欠かせない微生物である酵母と麹菌を用いた麹を使用し、単式蒸留機で蒸留される伝統的な蒸留酒です。
【お問い合わせ先】
濵田酒造株式会社 お客様相談室
TEL: 0996-21-5260(平日9:00~17:00土・日・祝日を除く)
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